2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12424A03)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2
派遣中の隊員が生徒に躾教育の紙芝居を読み聞かせている様子 日本の小学校との交流授業の一コマ 日本の小学校との交流授業の一コマ 日本の小学校との交流授業の一コマ

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

セントラル州政府

2)配属機関名(日本語)

ソゲリ小学校

3)任地( セントラル州ヒリコイアリ郡ソゲリ ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都ポートモレスビーから北東約40㎞に位置する、観光地ココダトレイルの入口にあるソゲリ村に位置し、日本の小学校3年生~中学校2年生に相当する生徒(グレード3~グレード8)が通っている。全校生徒は約440名、職員数は16名の中規模な公立小学校。年間予算は約360万円。
同校および学校関係者は、JICAの技術協力プロジェクト「理数科教育の質の改善」、「初等理数科教員養成校強化」(2022.9~2025.4)に関わっており、配属先におけるJICAの認知度は高い。現在、2名のJICA海外協力隊(職種:小学校教育と青少年活動)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では生徒の基礎学力の向上が重要課題となっている。背景には生徒数の増加に対する教員数の不足、生徒の学習量が少ない、教員の指導技術不足などの課題がある。教育省は授業の質の向上による生徒の学力向上に向けて教員研修を行っているが、その機会は少なく、参加者も限られているため、以然として教師主導の授業が主流となっており、生徒は教師からの問いかけによって考えたり、気づきを得るような機会がないまま板書を書き移し、暗記に偏った学習となっている。前任者は、グレード3のクラスの英語と算数の授業を担当し、生徒の視点に立って気づきを与えらえる授業の実施や日本の小学校との交流授業の実施を通じて、基礎学力の向上及び生徒の国際理解の促進を支援している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

青少年の健全育成に寄与するために、以下の活動を行なう。
1.担当クラスにて、英語の授業を行う。四線を使った段階的な筆記能力や文章読解力の向上をサポートする。(週15コマ、1コマ40分)
2.同僚教員及び近隣校の教員が、生徒の能力に応じた授業運営や指導方法を行えるようにサポートを行う。
3.小学校低学年の算数、体育、音楽などの他教科支援や近隣の学校にて、出張授業も期待されている。(本人の得意科目に応じて配属先に貢献できれば良い)
4.生徒や同僚教員に対して異文化理解・交流の機会を提供する。(日本の学校とオンライン交流した実績あり)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

授業用備品、技術協力プロジェクトの支援で作成された算数教科書や教材

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】 校長50代男性、同僚教員16名20代~50代(学級担任制)
【活動対象者】担当クラスの生徒30~40名、小学3年生~小学校6年生(Grade3~6)のいずれかの学年の1クラスの英語のコマを担当予定。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(男性) 備考:安全対策上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:授業を行うため。

[参考情報]:

 ・指導経験は塾などでの指導を想定。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は不定期な停電・断水があり。住居は長期滞在者用住居を予定。現地研修でピジン語を学ぶ。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介
(日本の小学校との交流授業の様子)