2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12717B07)
募集終了

国名
ソロモン
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・人的資源開発省

2)配属機関名(日本語)

サー・ドゥドリー・トゥティ・カレッジ

3)任地( イザベル州カマオシ ) JICA事務所の所在地( ホニアラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

サー・ドゥドリー・トゥティ・カレッジはイザベル州にある州立の全寮制の学校である。カマオシは、イザベル州ブアラからボートで1時間半ほどの距離に位置しており、海、山の自然に恵まれた地域である。Form1-6(日本でいう中学1年から高校3年)までの生徒が約470名が在籍しており、教員・スタッフ数は約25名である。
2017年から新しい校長が赴任し、教育省本省でリテラシー教育の普及に取り組んでいた経験を活かし、図書室の整備を始め、学校環境整備に取り組んでいる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

理科の授業は3名の教員で受け持っている。Form1,2は各3クラス、Form3から6は各2クラス編成となっている。生徒数の増加に伴い、学校全体で慢性的な教員不足の現状がある。理科教員の不足もあるが、理科教育の充実のために、現在、理科室を教育省の予算で改修中である。理科の実験器具が少なく、授業は座学が中心になっていることから、身近な素材を利用した理科実験の紹介と理科授業の質の向上が求められる。ソロモンでは、日本の高校にあたる学年においても、生物、物理、化学など分野別の科目編成、教員の配置にはなっていないものの、授業の質向上に向け、配属先では、部分的にではあるが分野ごとの担当制を導入し始めており、日本の質の高い教育に関心が高い。また、学校全体の教育活動の充実を図るため、課外活動への関与も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.理科の授業を受け持つ。(配属先は、高校1から3年生担当を希望。決定は、赴任後に配属先と相談して行う。)
2.同僚の理科教員に、身近な教材の工夫や生徒主体の授業及び授業研究について、指導・助言する。
3.改修完了後の理科室の管理などについて適宜助言を行う。(改修完了時期は未定)
4.学校行事・課外活動(スポーツ活動含む)への参加もしくは企画・提案をし、学校教育活動を支援する。
※担当科目は、理科であるが、数学や体育など他の科目で指導可能な科目があれば依頼される可能性がある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

職員室(教材及び試験問題作成用のパソコン及びプリンター設置)、理科指導者用テキスト、理科室(改修完了後、ただし十分な実験器具は整備されていない)

4)配属先同僚及び活動対象者

全教員25名(男性21名、女性4名)
理科教員(男性3名:30代1名/経験年数8年、40代2名/経験年数16年)

全校生徒 約470名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:授業実施に工夫が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

大自然に囲まれた暮らしになる。電気は、朝晩は、学校の発電機を利用し、それ以外に、JICAからソーラー電気キットを貸与予定。任地での現地語学研修では、英語を使用して現地共通語(ピジン語)を学習する。