要請番号(JL13016B10)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
モンフォート技術専門学校
NGO
3)任地( ヌクアロファ ) JICA事務所の所在地( ヌクアロファ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1996年設立のカトリック系教会の学校。年間予算は約4万米ドル。自動車整備、建築工事、電気設備の3コースがあり、いずれも2年間の課程となる。教職員数7名。17歳以上の中学卒業以上が受入対象となる。生徒数約60名。自動車整備科の定員は20名/コース/学年で、通常10~20名が在籍している。卒業生にはトンガ認証資格が与えられる。授業(理論200時間/年、実習200時間/年)はトンガ語で行われているが、教科書やシラバスはすべてオーストラリア製(英語)を使用、主な実習機材はニュージーランド政府より供与されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
トンガでは日本車に対する信頼が厚く日本から遠く離れているにもかかわらず日本から個人輸入された中古車が数多く走っている。日本車の多くはエンジンルーム内の表記やマニュアルが日本語のみであるなど日本人以外整備士による修理や整備は想定されていないため、とりあえず走るようになればよいという対処療法の域を脱していない。卒業生の多くは個人経営の自動車整備工場に就職するなどしているが、より高度な修理ひいては整備や維持管理に対する技術習得のレベルに達する指導が行える環境構築、指導者の能力向上を目的として要請に至った。授業のうち、理論については現地教師がトンガ語で行っているため今後も継続される予定であるが、ボランティアには特に実習を通して、限られた機材の中でも対応が可能なより実際的な整備や修理の技術指導のための改善が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚教師と授業や授業準備を行う中で、
①自動車整備についての実習指導を行う。
②同僚が行う理論についての支援、助言を行う。可能であれば一部理論授業を担当する。
③カリキュラム、シラバスの評価や適正運用についての助言を行う。
④必要に応じて、同僚教師の能力向上の支援や助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教材(エンジン:トヨタ、ニッサン、ベンツ)、教材(ミッション:マニュアル、オートマ)、教材車1台、各種テスター、ODBテスター、油圧ジャッキ、ガレージジャッキ、手工具
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長 50代男性
自動車整備科教師 30代・40代男性 2名
その他教師職員 5名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級整備士(G・D))
[性別]:(男性) 備考:指導対象者が男性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:経験に即した指導が求められる
[参考情報]:
・指導経験があると尚よい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(15~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)