2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13616B02)
募集終了

国名
バヌアツ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務省

2)配属機関名(日本語)

ルーガンビル市役所環境保健部

3)任地( サンマ州サント島ルーガンビル市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先市役所は、バヌアツ第二の都市である人口およそ1万3千人のルーガンビル市の行政を担う機関であり、2011年より継続中のJICA技術協力プロジェクト「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト」の対象地域となっており、2016年内には第2フェーズが開始となる予定となっている。配属先には2014年に初代JVとして環境隊員が派遣されコンポスト製作やごみ処分場の改善、地域・学校での啓発活動を実施した。ルーガンビル市には日本の「草の根無償資金協力」を通じてゴミ収集車が供与されている。年間予算はおよそ9千1百万円。2016年3月まで初代となる「環境教育隊員」が活動を行った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国においては「自然環境保護」や「資源の節約」といった考えが一般市民にまだ十分浸透していない。配属先である市役所環境保健部が持つ役割の1つには、市民1万3千人に対して環境保護の意識を高めることやゴミの分別処理、再利用などといった意識を高め、環境に優しい町づくりを推進していくことにある。バヌアツにあっては比較的新しい「自然環境への配慮」という意識を高めて行くことを目的として、地域住民や学校などを巻き込みながら草の根レベルでの活動を行っていくための協力者として、本ボランティアが要請された。同市においては、上記JICA技術協力プロジェクトの対象地域でもあり、比較的「環境」に対する意識が高まって来ているものの、住民や児童・生徒に対する働きかけはまだ始まったばかりであり、ボランティアにはこれらの層に対する働きかけが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と共に「3R」の視点を持ちながら、以下の活動を行う。
1. 市内の学校において児童・生徒、教員を対象に「学校環境プログラム」を推進する支援を行う
2. 学校及び地域住民に対して、「3R」の視点から「ゴミの分別」を継続させる工夫を提案する
3. これらの活動を円滑に進めるための「ポスター」や「パンフレット」の製作など、「視聴覚教材」のアイデアを提供する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務スペース及び机、イス、PC、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・環境保健部長1名(50代男性)
・スタッフ2名(30代男性、大卒及び30代女性、大卒)

【活動対象者】
・地域住民、学校児童生徒及び教員、ユースグループ、政府・NGO関連機関など

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランスを取るため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

不特定多数の市民が多く行き交う市役所内での勤務で、活動におけるステークホルダーも多種多様であるため、社会的常識に基づくコミュニケーション能力や交渉能力、調整能力等に長けていることが非常に重要となる。