2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13616B03)
募集終了

国名
バヌアツ
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

バヌアツ教員養成学校

3)任地( エファテ島ポートビラ市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同国唯一の教員養成校であり、中等教育を終えた小中学校教諭志望者や、無資格で教育指導していた現任教員が正規資格を取得することができる。バヌアツは、英語系とフランス語系の学校が併設するため、英語系教諭課程とフランス語系教諭課程に分かれており、それぞれが小学校教諭課程、中学校教諭課程にも分かれている。就学年数は3年で、学生数約300名、指導教員は約40名。年間予算は約5千万円。
敷地内には、教育省の「現任教員トレーニング課」と「カリキュラム開発課」もあり、これらの課には豪州、ニュージーランドが支援を行っている。JICAボランティアは前任者となる理科教育SVと数学教育JVが活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、理系の大学などの高等教育機関がなく、専門知識を持った教師が不足している。また、養成校の授業は講義が中心となり、十分な実験の指導ができていなかった。また、中学・高校の教育現場においては、実験器具を備えることのできる学校は非常に限られており、実験ができないため、理科の授業は講義に偏る傾向となり、生徒が授業に興味を持てず、理系科目を忌避する傾向を助長している。そのため、教員養成校において教師を目指す学生たちの物理・科学に関する理解力を向上させるとともに、彼らが教師として赴任後、学校現場で身近な素材を工夫した実験の指導ができるような授業を提案することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 教員養成校における中学教諭課程の学生に対し、英語系教諭課程の物理授業を担当する。
2. 学生たちに、科学の楽しさを伝え、興味を引き出すような授業を推進する。
3. 学生たちが教師として地方に赴任した後、実験機材のない学校でも実施できる物理の実験を考案して指導する。
4. バヌアツの現状に即した教員養成学校の理科実験室の整備・管理について提案し、その準備のサポートを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オフィススペース、教科書、理科実験室、基本的な理科実験道具

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・校長(50代男性)
・理科教員9名(30代から40代まで:男性5名、女性4名)
(内訳)小学校教諭課程:英語系2名、仏語系1名
中学校教諭課程:英語系3名、仏語系3名
・学生約300名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中・高教員(理科))
    (高校教員(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒の同僚と同様の知識が必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実務経験に基づく指導力が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】