2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL13623B16)
募集終了

国名
バヌアツ
職種コード 職種
H106 保健師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

サンマ州保健事務所NCD課

3)任地( サンマ州サント島ルーガンビル市 ) JICA事務所の所在地( ポートビラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、バヌアツ第二の都市ルーガンビル市の中心部にある北部州を管轄する保健事務所である。サンマ州は人口約60,000人、州内の大小複数の島にある、より小規模な医療施設(8ヶ所のヘルスセンター、18ヶ所の診療所及び42ヶ所のエイドポスト)を管轄し、それらの管理や支援を行っている。現在、生活習慣病対策課、家族計画課、感染症対策課、予防接種計画課等合わせ10課に分かれている。前身の保健局時代も合わせ、これまで計5名の隊員が派遣され、母子保健や感染症対策、地域での公衆衛生活動などを行ってきた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

近年、大洋州における生活習慣病(NCDs)の増加は大きな社会問題となっており、バヌアツでは、死亡原因の70%がNCDsに起因するものであり年々増加傾向にある。その為、特に症例の多い高血圧や糖尿病の予防対策に取り組んでいるが、なかなか改善されない。同州の北部州病院NCDs外来には年間3500人が受診し、その9割が再来となっている。新たな患者も増加傾向にあり、生活習慣病予防の対策、再来患者の意識改革が重要課題となっている。北部州病院NCDs担当看護師や派遣される予定の看護師隊員とも連携し、食事や自己管理について助言を行うとともに、近隣地域にも出向き予防のための健康教育を実施する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

バヌアツ人のNCDs患者のフォローと予防啓発のため、以下の活動を行う。
1. 同僚の日常業務をサポートし、北部州病院のNCDsユニット入院患者及び外来患者に対する食生活改善の助言を行う。
2. 現地の食材や食文化を考慮したNCDs患者の食事について改善と助言を行う。
3. 食事内容の評価ができるようなマテリアルを現地語で作成し、活用する。
4. 作成したマニュアルを活用し、近隣地域での生活習慣病予防対策のワークショップを提案・企画し、実施する。
5. 保健医療分野の隊員と情報交換を行い、可能であれば国レベルで必要な取り組みを提案する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンター、文具等。

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・NCDコーディネーター(女性、業務経験30年以上)
・保健事務所スタッフ(20~50歳代)
活動対象者:
・NCD患者
・地域住民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(保健師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚や市民への指導が必要なため

[汎用経験]:

 ・食生活改善や栄養に関する知識や経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

現地で必要とされるビスラマ語については、現地訓練期間中に学習する。
任地は離島であり、医療事情があまりよくないため、より徹底した自己管理が求められる。