要請番号(JL13920A02)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
財務省
2)配属機関名(日本語)
ウィメン・イン・ビジネス・ディベロップメント
NGO
3)任地( ウポル島ヌウ ) JICA事務所の所在地( アピア )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1991年に設立された、サモア人によるサモア人のためのNGO。伝統を継承しつつ、現代の技術も取り入れ、持続可能なビジネスの導入や推進をとおして、地域社会経済を活性化することを目指している。設立当初は、女性の権利や経済的自立などの支援運動を中心に行っていたが、現在は対象を広げ、農家や地域社会を対象とした活動にも取り組んでいる。ニュージーランドやオーストラリア、USAIDなどの政府援助や、UNDPやIFAD、FAOなどの国際機関からも支援を受けている。年間予算は約5,300万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先のプロジェクトの一つに有機農業および農家の支援がある。農家が有機農業に取り組むことで、収入が増加し生活が安定するよう様々な支援を行ってきた。これまで、プロジェクトの一環として、オーストラリアの有機認証を取得し、国内市場の開拓を進めてきた。昨今、有機栽培農産物の需要の増大に伴い、プロジェクト地域を拡大し、栽培種や生産量を増やすことが求められるようになってきた。そこで隊員はスタッフと一緒に農家を巡回し、栽培方法や施肥に関する技術的な指導をとおして、高い品質の農産物を増産することが求められてる。また、本プロジェクトに賛同し参加してくれる農家を増やすために有機農業の普及活動にも取り組む。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.プロジェクトにより生産されている農産物の流通や価格、農家の収入等について状況を調査し、整理する。
2.市場調査をもとに栽培種を選定する。
3.スタッフと一緒に農家を巡回し、育苗や栽培、堆肥の作り方や施肥方法について技術的な指導をする。
4.地域の農家に対し、有機農業の普及活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、コンピューター、プリンター、車輌
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
同僚24名(20‐50歳代)
活動対象者:
農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:農業に関する知識が必要のため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
育苗や栽培、堆肥作りに関して、現地の人々と試行錯誤しながら栽培と普及に取り組むことが期待されている。大学等の実習も実務経験に含める。