2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL16620A05)
募集終了

国名
パラオ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ガラード小学校

3)任地( ガラード州 ) JICA事務所の所在地( コロール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

パラオにある17の公立小学校(別に私立小学校2校)の一つであり、小規模校に分類される。生徒は、1~8年生(6~14歳/7・8年生は日本の中1・2年生に相当)まで約50名。各学年1クラスであるが、生徒数が少ない学年は複式学級で授業を行うこともある。新年度は8月開始の4学期制。主要5科目(英語、算数、理科、社会、パラオ語)のほか、体育や保健(健康)の授業がある。パラオの公立小学校は全校で給食が提供されるとともに、スクールバスが運行されている。
2018年9月まで海外協力隊小学校教育隊員を派遣し、2~8年生への算数指導や教材開発を行った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

パラオでは初等・中等教育における理数科学力が低く、特に幼少期に数字に触れる機会が少ないため、数の概念が身についていない生徒が多い。また、パラオ国内には教員養成校が存在せず、教員免許制度も有していないため、教員間の指導力の差が非常に大きい。このようなの中、教育省は生徒の基礎計算力の向上を課題とし、算数科指導員の学校巡回指導による個別指導や研修会での授業研究等、小学校算数教育の改善に力を入れている。
同校では2018年8月に新校長が着任し、これまでの協力隊活動を高く評価。その結果、指導経験が浅く教授法の知識が不足している教員に対する助言、教材開発、生徒の学力(計算力)向上が更に必要なことから継続した隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・対象学年(前任者は2~8年生を担当)の生徒に、同僚教員と協力して以下の算数の指導を行う。
1. 同僚教員の行う算数の授業をサポートし、生徒への個別・反復指導を行う。(チーム・ティーチング)
2. 同僚教員とともに授業の振り返りを行い、教員の授業力向上・授業改善に向けた助言を行う。
3. 同僚教員とともに、生徒の算数への興味・関心を引き出しつつ、学習者主体の授業に向けた教材開発を行う。
4. 当国JICA算数部会で作成した計算ドリルの活用・普及を行う。
5. 実際に算数の授業を担当する。
6. JICA算数部会に所属し、隊員間での課題や成功事例を共有し、教育省への提言を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プロジェクター、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

1年生~8年生の児童約50名
校長、一般教員(6名)、体育教員、特別支援教員、司書教員。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教員への助言が求められているため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員は、配属先が手配する家庭でホームステイをします。