【配属機関概要】

3）任地（ グアナカステ県リベリア市 ） JICA事務所の所在地（ サンホセ県サンホセ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 5.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

農牧省は、国内農畜産関連の政策立案や輸出入の管理、技術支援等を行っている機関であるが、農村地域の開発・産業振興もそのミッションの一つであり、近年は特にその重要性が叫ばれている。特に北部の低所得地域においては、日本の開発手法(生活改善や一村一品運動など)を取り入れた支援が盛んに行われており、配属先の支部長や同僚を含む、同地域の様々な団体の職員が、JICAの農村開発分野の研修を受けている。また、REDCAMという帰国研修員のグループが形成され、積極的に活動が展開されている。チョロテガ支部は、同地域の11普及事務所を管轄しており上記のプロジェクトにも深く関わっている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同配属先では、2005年から2015年の間、渉外促進・マーケティング・農業指導・農産品加工のシニア海外ボランティアが活動し、農村開発支援を行なってきた。主な対象は、手工芸や食品加工品の生産・販売を行う起業家たちであり、そのほとんどが女性である。経済的に困難で、社会的にも弱い立場になりやすい低所得地域の女性たちへ、これまで配属先は様々な支援を行ってきた。2015年からはマーケティングの青年海外協力隊(JV)が、主に3つのグループに対して、一村一品運動に基づき、フェリア等販売イベントへの参画支援、商品展示やパッケージの改善、SNSを利用した販売促進等に取り組んできた。また、同時に生活改善運動においても日本文化の紹介を通して、規律・協力する姿勢について伝える活動を行ってきた。今後も、同JVの行う活動の継続性を確保すること、また他の生産者にも拡大していくことが期待され、後任ボランティアが要請された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先では、一村一品運動・生活改善活動に力を入れている。その土地独自の名産品に付加価値を付け、その地域でしか味わえない食べ物や経験を打ち出すことによって、地域の活性化につなげていきたいと考えている。それを達成するための以下の活動が求められる。
1.チョロテガ地域の対象コミュニティを巡回訪問し、販売促進や経営力強化のためのアドバイスを行う。
2.対象者に対し、マーケティングの講習会や販売イベント等でのサポートを行う。
3.対象者である女性グループやその子供たちの社会進出、生活改善を促すために、帰国研修員の組織や自治体、支援団体等と連携して活動を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、執務机、印刷機、インターネット

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先上司: チョロテガ支部長 男性 50代 経験11年 (開発プロジェクトマネジメント修士)
カウンターパート: 支部職員 女性50代 経験19年(社会開発学修士)

活動対象者: チョロテガ地域の女性グループ、子どもグループ(生活改善の対象地域)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・マーケティング経験 2年以上

【地域概況】

【特記事項】