2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL21518A06)
募集終了

国名
コスタリカ
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画省

2)配属機関名(日本語)

教育省 グアピレス特別支援学校

3)任地( リモン県グアシモ市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ県サンホセ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2009年3月に開校した教育省が管理する公立特別支援学校であり、0-21歳までの幼児・児童・生徒約180名を受け入れている。実際の通学者は60名/日ほど。カリブ海沿岸地域全体で、唯一の公立特別支援学校である為、保護者たちの中には2時間以上かけて子どもを連れて通ってくる者も少なくない。職員数は約40名だが、毎年2月に教育省から指示される配置換えで、人員の移り変わりは頻繁にあり、永続的な専属教員は8名のみ。学年は年齢毎に7区分に分かれ、知的障害・自閉症・重複障害・身体障害(脳性まひ等)を含む先天性の障害のある子どもが多い。2016年8月から2年間、初代ボランティアである作業療法士が活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同地域は貧しい家庭が多く、学校でも車いすや姿勢補助具が圧倒的に足りていない為、配属先では、授業中や食事の時間などの姿勢保持が難しく、効率的な活動ができず困っている。教員は特別支援の免許は取得しているが、軽度の学習障害児の対応の知識しかなく、障害児支援へのモチベーションも様々である為、授業内で十分な支援が行われているとはいえない。また、遠くから通う保護者は、学校へ子どもを連れてきたあと、授業が終わるまで学校の外で待っている者も多い。そのため、毎日は学校に来れず、1人当たり週に2-3回程度通学している。そのため、初代ボランティアは、リサイクル廃材を利用した姿勢補助具・自助具の作成、教室環境の整備、教室を巡回しての授業支援、家庭訪問等を行った。これら活動を引継ぎ、更に保護者への療育指導や、卒業後の自立・就業支援についても活動を発展させていくことが求められ、後任ボランティアが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚の理学療法士や学校職員たちと共に、
① リサイクル廃材を利用した姿勢補助具・自助具の作成し、その使用法・作り方を指導する。
② 子どもの日常生活の能力を評価し、教員らと共に、日常生活活動の支援を行う。
③ 教室を巡回し、授業運営や子どもたちへの効果的なアプローチについて、担当教員へ提案し支援する。
④ 感覚統合療法を全ての子どもたちに対して実践する。
⑤ 同僚の理学療法士と共に、13-21歳の生徒たちに、就労を視野に入れた、作業トレーニングを実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業室、作業机、ミシン、パソコン、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

校長 40代女性 経験 25年
カウンターパート 理学療法士 女性 30代 経験7年
同僚 4名 言語聴覚士 女性
学校教員 40名ほど
活動対象者 0-21歳までの学校生徒(主な疾患:知的障害、自閉症、脳性まひ)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・障害児の実務経験 3年程度

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】