要請番号(JL21520A02)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画省
2)配属機関名(日本語)
デサンパラードス市役所
3)任地( サンホセ県デサンパラードス市 ) JICA事務所の所在地( サンホセ県モンテスデオカ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
デサンパラードス市は首都サンホセに隣接する人口約30万人の都市。都市部に人口の95%が集中し、農村部の面積は約半分を占めるが、人口は5%である。市役所の職員数は約520名、年間予算は約2,000万米ドルである。2016年に市はリサイクルセンターとしてエコロジカル総合施設を開設して、そこで環境教育も実践している。廃棄物処理の問題を環境教育から解決、改善することを考えており、国内の市役所の中でも環境問題への取り組みにおいて先進的な役割を果たしてきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2010年に国が廃棄物処理管理法を制定するに先立ち、2008年には市は廃棄物管理にかかる計画を立て、廃棄物の回収、分別収集所の設置などモデル都市として取り組んできた。そして“ゴミ”のない廃棄物収集所、プラスティックの利用ゼロなど新たな取り組みにも挑戦している。市の担当者が日本での廃棄物の統合的管理の研修を受講している。その際に特に学校および住民への環境教育の重要性が認識され、環境教育の隊員派遣の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.廃棄物の不法投棄、廃棄物の不適切な分別などをなくしていくために、学校や地域での環境教育(3Rや適切な分別、コンポスト等も含め)を2年間で150回ほど実施する。
2.同市ではドラム式コンポスト、高倉式コンポストを実践(現在で約800世帯)しているが、セミナー等の実施によりこれをさらに普及拡大させる。コンポストでできた堆肥を利用して、学校菜園、家庭菜園を広げる。
3.余裕があれば、周辺の市での環境教育も期待されている。
現在廃棄物のリサイクル率が約2%にとどまり、法律で定めるところの2023年までに15%まで高めることは難しいにしても、少しでもこの割合を増加させることを目標とした活動である。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所(共有)、机、パソコン、電話、カメラ
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:環境担当 40代女性(C/P) 他に12名
活動対象者:小中学校生、地域住民
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚も大卒
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:環境教育の指導
[参考情報]:
・環境関連、教育、企画・運営、営業の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイを想定。コンポスト、一般家庭ゴミ等の啓発活動経験があれば活動に生かせます。