【配属機関概要】

3）任地（ サンホセ県アセリ市 ） JICA事務所の所在地（ ｻﾝﾎｾ県ﾓﾝﾃｽﾃﾞｵｶ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

アセリ市はサンホセ市の南約10kmに位置し人口約58,000人、面積167km2。市の職員数は133名、年間予算は約730万米ドル。アセリ市は、急な斜面の多い農村部での地滑り、都市部の洪水といった災害の危険度が非常に高いところである。そのため、これまでに2名の防災・災害対策の隊員が派遣されている。また2015年からJICAが中米で実施している技術協力プロジェクト「BOSAIフェーズⅡ」(2020年6月終了予定)のパイロットサイトの一つに選定されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

すでに派遣された2名の隊員はアセリ市の地域防災のための組織強化、学校での防災教育に大きな貢献をしてきた。一方で市の職員2名が日本での防災研修を受講し、市の防災対策推進の担当者として中心的な役割を果たしてきた。しかし、JICA防災プロジェクトも2020年で終了し、活動の継続性が必要となっている。地域での防災組織の新たなる創設や既存の組織の強化、さらには学校での防災教育の活性化が必要とされ、隊員派遣の要請となった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

予定されている活動内容
1.市の約20の地域において防災組織が設立、編成されているが、その組織の中での防災教育、訓練の実施によって、構成員の意識の向上、能力強化を図る。(一人で実施することもあり得る)
2.まだ防災組織の構築されていない地域での新たな防災組織の設立をする。
3.市の小中学校での防災教育、訓練を実施する。
4.市役所の職員への防災教育、訓練を実施する。
5.市が市民の防災意識を高めるために定期的に主催している防災フェアの開催を支援する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

共有スペースと机、パソコン、電話、インターネット、印刷機への接続

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:40代女性

活動対象者:主にコミュニティの住民、
小中学生

【資格条件等】

[参考情報]：

　・基本的な防災の知識

【地域概況】

【特記事項】

住居はホームステイを想定。