要請番号(JL22416B14)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済企画開発省
2)配属機関名(日本語)
ラジオ・マリエン
NGO
3)任地( ダハボン県ダハボン市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1976年に設立されたカトリック系NGOで、地方FMラジオ放送局。当国北西部地域(ハイチ国境)4県をカバーし、主に貧困層住民を対象とした番組を放送している。小中学生に対する学習番組、地域住民の健康(母子保健他)、感染症(デング熱他)予防、防災・災害(ハリケーン他)情報に関する番組を中心に配信。また、マイクロ・クレジットによる地元女性グループの経済的自立も支援している。2005年、当国在日本国大使館の経済協力により、送信機(RVR社-5KW)を設置した。年間予算20万米ドル(2015年)。http://radiomarien.org.do/
【要請概要】
1)要請理由・背景
送信機材出力の関係で、配属先の放送を受信できない地域も多い。国境地域に暮らす貧困層住民への教育情報、生活に密着した生活情報発信を担う施設として、より多くの住民が情報を受信できるよう事業展開を目指し、現状改善、そして将来を見据えた取り組みに着手しようと計画中である。具体的には、現在の放送設備・機材のチェック・保守点検、高出力送信機材(10KW)の導入、そしてインターネットを介したラジオ番組の配信である。中でも、配属先は当国内でも徐々に普及してきたインターネットラジオでの番組配信をできるだけ早期に導入し、同地域のネットユーザーに対しても広く情報提供できるようなシステムの構築を目指している。しかし、同配属先には同分野の専門的な知識・経験を有しておらず、本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
国境地域住民への情報提供サービス向上を目的に、配属先同僚と共に働きながら、優先順位に基づき、以下の活動を行う。
1. インターネット・ラジオ放送導入のための技術的な支援を行う。
なお、可能な範囲で次の活動もできればより望ましい。
2. 既存の放送機材の日常的メンテナンス、故障率改善のための技術や知識を提供する。
3. 配属先関係者に対する、放送機材の保守点検・改善のための助言や技術指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
FM送信機 RVR社(イタリア) TEX-5000、机、いす、その他一般事務備品
4)配属先同僚及び活動対象者
NGO代表 60歳代 男性 神父
放送技師 20代 女性 経験年数 3年(カウンターパート)
配属先常勤職員 7名、非常勤勤務職員11名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
電気・水道・インターネット・電話などのインフラサービスは一応あるが、常時安定しているわけではない。