2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22416B17)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

サルセド地域開発技術事務所 (活動先:ミゲル・カネラ・ラサロ中等高等科学学校)
NGO

3)任地( エルマナス・ミラバ県サルセド市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるサルセド地域開発事務所は、エルマナス・ミラバル県の地域発展をめざし、1991年に設立された市民団体。環境、教育、文化、ジェンダー、社会的包摂性の5つの面から、技術支援、及び支援の橋渡しを実施。常に参加型の地域密着型、地域の特性を活かした発展を目指すことを理念としている。活動のひとつとして、ミゲル・カネラ・ラサロ中等高等科学学校への外国人教師や外国人ボランティアの受入支援を行っている。同校は全生徒数約320名、7~12年生(11~18歳)の学生が学ぶ公立校。20~30名/クラス。教員数は約40名(うち外国人17名)。2012年創立。

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動先は、国内初の科学・数学・技術・語学に特化した公立中等高等学校。質の高い教育の提供のために、外国人教員がドミニカ共和国教員とペアを組んで教員育成を行い、その後ド国教員は独り立ちする(ド国教員が一人で授業を実施)という方法をとっている。教員の国籍はスペイン、イタリアなど。
しかしながら、物理・化学・数学の科目、特に物理学においては適切な指導教員がおらず、ド国教員の質の向上が思うように進んでいない。これらのことから、活動先は日本の科学分野における優位性を踏まえ、本要請に至った。
毎年、米国やドイツ、韓国、イタリア、時にはブラジルからなど、6か月から1年(韓国は2年)のボランティアが来て活動するが、物理学系はいない。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.~3.を配属先の同僚教員と行う。
1. 物理学領域の指導を強化する。
2. 主に物理学科の教員に対し、実際の授業を行うことを通じ、その指導能力向上のための助言・支援等を行う。
3. その他物理学教員としての活動全般の支援・助言を行う。(必要に応じ課外授業も企画する。)
以下4.5.については(ボランティアが)可能であれば行う。
4. 選択科目(スポーツ、芸術等)の中で支援でできるものについて、当該科目教員を支援する。
5. 配属先事務所が管轄する他の団体とともに地域開発プロジェクトに参加する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

金属球、秤、時計、おもり、ルーペ、顕微鏡等。全て他の科目(生物科や建築科など)との共同利用。現在、物理実験にはリサイクル資材等も活用。電気仕掛けの実習機材や物理実験室はない。

4)配属先同僚及び活動対象者

物理学教員1名:物理学が専門ではなく、土木を学んだ土木技師。
化学教員1名、数学教員5名(うちイタリア人教員スペイン教員各1名)
生物学教員2名

全員大卒。本中等高等学校において1~3年勤務。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:B)又は英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中・高教員(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:支援・助言を期待するため

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

自転車の利用は可能性として有り。
インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、完全ではない。