2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22417B05)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

科学技術高等教育省

2)配属機関名(日本語)

サントドミンゴ自治大学(UASD)

3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先であるサントドミンゴ自治大学は、1538年創立の聖トマス・アクィナス大学を一つの前身としている大学であり、人文学、理学、経済・社会学、獣医・農学、政治・法学、建築・工学、医学、芸術学、教育学の9学部からなる国立の総合大学である。活動先となる国立地震学センターは同大理学部が管理しており、ドミニカ共和国における地震観測機関の一つとして、同国の地震観測網を管理する中心的な役割を担っている。なお本要請のカウンターパート(C/P)2名は日本への留学経験を有する。
Web: uasd.edu.do 及び guiavisual.net

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動先となる理学部が管理する国立地震学センターは、ドミニカ共和国の地震観測網を管理する中心的な役割を担っており、各地の観測拠点・研究施設から地震観測網を通じてセンターにデータが送られ、蓄積・分析が行われている。データ分析結果は、速やかに関連当局やセンターのホームページ、ソーシャルネットワークに発信されなければならないが、現在のところデータの集積、分析、結果の発信が手動でなされており、分析結果を速やかに知らなければならない人達、特に行政の意思決定者達に届くのに時間を要している。今回、地震観測網から送られてくるデータの集積、分析、結果の発信の全プロセスの迅速化・自動化を支援及び促進するため、類似課題での経験を有する情報通信技術者の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同センター内や大学の技術者と協力して、以下のシステム開発の支援を行う。
1.全国42箇所の観測拠点からセンターに送られる観測データの受信・保存
2.手動で行われているデータ分析の自動化、関連当局やセンターのHP,SNSへの自動的な発信システム
3.データ分析結果のレポートの自動作成システム
4.データ分析結果を自動的にホームページ等にアップするシステム
5.SNSや他組織(関連当局、新聞社、大学、市役所など)にデータ分析結果を自動的に発信するシステム

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

センター内のオフィス、パソコン、プリンタ等、一般事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

50代男性、院卒(筑波大学卒)、地震観測データ分析セクションの責任者、地震学の分野で経験30年
30代男性、院卒(日本で取得)、地震観測データ分析セクションの研究者
他、データ分析者、電子工学技術者、電気機械技術者、情報処理技術者、物理学の学生

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)理工系 備考:理論的な専門知識も必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく活動が不可欠のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

首都ではインターネット・電気・水道などのインフラサービスはひととおりあるが、常時安定しているわけではない。