【配属機関概要】

3）任地（ サントドミンゴ特別区 ） JICA事務所の所在地（ サントドミンゴ特別区 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

乳幼児期総合サービス局は、出生から5歳までの乳幼児を対象に、その家族やコミュニティの参加を促しながら、質の高い総合的なサービスの提供を目指す公的組織である。具体的なサービスの提供は、乳幼児総合サービスセンターと、乳幼児とその家族へのケアセンターを通じて実施されている。
組織の目的は、乳幼児の養育に係る家族の能力向上をサポートすることであり、乳幼児を抱えた家族に養育方法、健康、栄養、年齢に合わせた乳幼児教育等について助言・相談に対応することである。2017年の年間予算は7,400万USドル。inaipi.gob.do

【要請概要】

1）要請理由・背景

乳幼児期総合サービス局は、乳幼児を対象としたサービスを提供する組織であるが、2015年に設立されて以来まだ2年の組織であり、多くの分野において体制が成熟していない。その中でも乳幼児教育は特に改善が必要な分野の一つであるが、同局は十分な知識と経験を有していない。同分野の日本の経験を鑑み、職員のサービス提供にかかる能力強化を行うとともに、サービスの実施を支援する、乳幼児教育の専門性を持った青年海外協力隊の要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

ボランティアは配属予定の本部内のオフィスまたは巡回予定のセンターにて、以下の業務を行う。
1.乳幼児の年齢にあった乳幼児教育に係るサービスを適切に実施するためのツールを精査し、現状の実務に合わせて改善する。
2.「乳幼児への総合サービスモデル」に定められた内容に基づいて質の高いサービスを提供できるよう、サービス強化に係る一連の活動の連携・調整を図る。
3、乳幼児総合サービスセンターと乳幼児とその家族へのケアセンターの人材の能力強化プロセスのうち、教育に係るコンポーネントをフォローし、計画的な研修モジュール実施がなされているかの管理および総合サービスモデルに沿った知識の伝達に留意する。
4.センターの教育人材を対象とした研修モジュールを改善する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピューター、インターネット、固定電話。

4）配属先同僚及び活動対象者

乳幼児教育担当技官、教師経験15年、技官経験2年
その他、乳幼児教育、早期教育、ソーシャルワーク、情緒的健康、栄養と健康、出生登録の各専門を持つ9名の女性技官

【資格条件等】

[参考情報]：

　・幼児教育分野の学士が望ましい

【地域概況】

【特記事項】

首都ではインターネット・電気・水道などのインフラサービスはひととおりあるが、常時安定しているわけではない。