2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22418A32)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
C203 養蜂
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

商工・中小企業省

2)配属機関名(日本語)

国内市場担当局

3)任地( サントドミンゴ特別区 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は当国における公共政策の策定・施行を通じ、中小・零細企業を含めた商工業の持続的な発展や競争力の強化を目的とする行政機関にある担当局である。本要請の活動先は2015年に設立された養蜂協会であり、蜂蜜の商品開発及び生産性と品質の改善を通じて、国内外での蜂蜜のブランド力向上と蜂蜜市場の拡大を目指している。同協会には養蜂農家の他に、環境保護団体や学生、技術者等約500名が会員として、連携を模索している。協会事務職員は4名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の省内にある国内市場担当局では、国内の零細・中小企業支援を通して、国内産品の品質向上やマーケティングの活性化を進めており、活動先となる養蜂協会もその支援先の一つである。同協会は、蜂蜜の生産・販売に関わる団体と連携し、蜂蜜の国内外に市場拡大を目指している。現在、蜂蜜を使ったボディーワックスやフェイスマスク等の商品開発も着手しているところだが、そのためにも蜂蜜そのものの品質(味や色、匂いなど)をより改善し、競争力の高い商品を開発することが必要とされている。同協会では養蜂農家を対象に研修会を実施し、適切な養蜂方法に対する助言や指導を行っているが、指導の支援ができるボランティアを必要としており、本要請に至った。また、蜂蜜を使った商品開発においても協力が要請されている。主にイタリア、オランダをルーツに持つセイヨウミツバチが生息しており、蜜源は様々である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

蜂蜜協会のカウンターパート(C/P)と協力して以下の活動を行うことが期待されています。
1.月に1回程度、地方の蜂蜜農家を訪問し、蜂の状態や蜂蜜の品質を確認する。
2.養蜂生産者に対して、適切な養蜂の方法を指導、助言する。特に、蜂蜜の採取について技術が求められる。
3.活動先が実施する養蜂の研修会の実施の協力を行う。
4.蜂蜜を使った開発可能な商品について、調査を行う。
5.ボディーワックス等、蜂蜜や蜜蝋を使った商品についての品質向上の助言を行うことができるとなおよい。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

巣箱、面布、手袋、机、椅子、その他事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先責任者:男性、国内市場担当局職員
C/P:養蜂協会職員(50代男性)、修士(天然資源管理)、同協会勤務20年
同僚:C/Pを含めた6名(男女)
養蜂生産者20-30名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・活動内容関連経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

首都ではインターネット・電気・水道などのインフラサービスはひととおりあるが、常時安定しているわけではない。
養蜂グループが活動する地方への出張が予想されるため、体力に自信がある方が望ましい。