【配属機関概要】

3）任地（ サマナ県サマナ市ラス・ガレラス地区 ） JICA事務所の所在地（ サントドミンゴ特別区 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 3.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

当国北東部のサマナ県ラス・ガレラス地区は当国の観光地の一つであり、ビーチを目当てに国内外から多くの観光客が訪れる。配属先となるサマナ市役所のラス・ガレラス支所では、地区住民への基本的な行政サービスを行っており、職員は67名、年間予算は約28万米ドルである。ラス・ガレラス地区は、JICAが現在実施中であるコミュニティ観光の技術協力プロジェクトのサイトの一つとなっており、同プロジェクトを通じて日本で研修を受けた職員もいる。配属先は、過去にはドイツからのボランティアを受け入れた経験もある。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先は2016年に現体制になって以来、地区内のインフラ整備や、コミュニティ観光強化を通じた地域活性化に取り組むなど、精力的に活動してきた。2016年にサマナ競争力協議会が実施した調査にて、サマナ市の課題として観光人材育成及びその環境整備や廃棄物の適正管理等が挙げられ、中でも持続的な地域開発計画の策定が最優先課題であると結論付けられた。しかし、住民の要望を適切に反映させた開発計画を作成し、実行するための配属先の人員及び予算は限られていることから、地域の開発計画を配属先関係者と協働して作成できる人物を求め、本要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先及び関係者と協働しながら、以下の活動を行います。

1.過去に実施された調査結果の精査及び任地の現状把握を行い、特徴や課題を分析すること。
2.1の結果を配属先内で共有し、中長期的な「持続的な地域開発計画」を作成すること。
3.同計画が適切に実施されるための体制を提案すること。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

支所内執務室、事務机等、PC等、IT機器全般

4）配属先同僚及び活動対象者

支所長、相談役(50代男性、経営管理)、開発計画担当(40代女性、建築・都市計画)、環境担当(30代男性)、会計担当(30代女性、会計士)、観光担当(30代女性、2019年JICA研修「コミュニティを主体とした持続的な観光地域づくりのための能力強化」コース参加)、サマナ競争力協議会関係者、地域住民

【資格条件等】

[参考情報]：

　・地域開発関連業務

【地域概況】

【特記事項】

住居はホームステイを予定している。