要請番号(JL22420A10)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ルペロン市11-04地域教育事務所
3)任地( プエルトプラタ県ルペロン市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はルペロン市の小中学校49校(33小学校、10中学校、6高校)を管轄しており、管轄校を巡回指導し、各校の教職員への指導や教員研修を通じて、地域全体の教育の質の向上を目指している。同事務所はカリキュラム・教員管理、計画、統括コントロール、総務、市民参加の5つの課に分かれている。配属先の教職員は約600名、うち管轄内教員は約230名である。年間予算は約2万8千米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では2017・2018年に小学3年生と6年生を対象にした全国学力テストが実施された。算数の結果は、他教科と比較して芳しくなく、6割以上の生徒に基礎知識が身についておらず、満足できるレベルに達している生徒は全体の1割未満であった。配属先が管轄する小学校も例外ではなく、この結果を真摯に受け入れ、危機感を抱いている。しかし、教育現場には算数専科の教員は配置されておらず、単純な加減、乗除の計算を高学年になってもできない子供が多く存在する。このため、配属先の算数担当者と管轄校を巡回し、現状を打破するための算数強化が求められているため、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先管轄校のパイロット10校を巡回し、生徒の算数の学力や教員の指導力など現状把握を行う。
2.配属先管轄校教員を対象にニーズに即した研修会や模擬授業を実施する。
3.実力テストの項目「数と計算、図形、ながさ(測定)、統計(グラフ、資料の調べ方)」の学力向上につながる学習法を提案する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教育事務所内執務室、会議室、管轄内小学校教室及び所有機材・機器全般
4)配属先同僚及び活動対象者
事務所長男性(2011年JICA研修「地域資源を活かした内発的地域経済開発」コース参加)
カリキュラム・教員管理課長(40代女性、教育学修士)
初等教育コーディネーター(40代女性、言語学修士)
CP算数担当者(40代女性、経験5年)
パイロット校教員42名、生徒
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:活動に必要であるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住居はホームステイを予定している。