要請番号(JL22420A11)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家保健サービス局
2)配属機関名(日本語)
サマナ県立レオポルド・ポー病院
3)任地( サマナ県サマナ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はサマナ県内最大規模の総合病院であり、整形外科、産婦人科、小児科、スポーツ医学科等、7科にて、県内約11万人に医療サービスを提供している。年間予算は18万米ドル、職員165名(うち看護師60名)が勤務している。過去にJV2名(看護師・栄養士)の活動実績があるほか、母子保健関連のJICA技術協力プロジェクトの対象地域であったため、配属先には同技プロに関与した職員やJICA帰国研修員もいる。この他、米国・欧州からインターンやボランティアを複数受け入れている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の新生児死亡率は、出生千人当たり20.8で世界53位、妊産婦死亡率は、出生10万人当たり92で世界75位(2018年WHO)と高い。配属先では、過去の技プロやボランティア派遣により、5Sや産科医の24時間体制等を導入するなど取り組みを行った結果、改善は見られたものの、若年層妊婦数の増加や医師・看護師の入替も影響してか、2018年以降、妊産婦及び新生児死亡率や流産・産科合併症率の増加への対応が喫緊の課題となっている。配属先は、この状況を打破するために、産前健診、分娩介助、産後健診、新生児ケアといった一連のケアの改善を行うことで、上記の課題を解決したいと考えており、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の産科医及び看護師と協働しながら、以下の活動を行う。
1.産前健診、分娩介助、産褥健診、新生児ケアという一連の継続ケアの現状把握を行い、質の向上に係る助言や提言を行う。
2.同僚や妊婦に母乳育児率向上に資する指導及び助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
院内看護ステーション、産科・婦人科診察室、胎児モニター、血圧計、聴診器等、機材一式
4)配属先同僚及び活動対象者
院長(60代男性、2009年JICA研修「病院管理(中南米諸国)」コース参加)、産科医9名、看護師長(50代女性、経験30年)、産科・婦人科担当看護師CP(50代女性、経験17年)、他4名
院内出産1000件/年間(帝王切開6割、自然分娩4割)、妊婦健診(外来診察 約40件/日、院内診察 約10件)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚の経験年数を考慮
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイを予定している。