2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL22420A12)
募集終了

国名
ドミニカ共和国
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

経済企画開発省

2)配属機関名(日本語)

ドミニカ・リハビリテーション協会 ボナオ支部
NGO

3)任地( モンセニョール・ノウエル県ボナオ市 ) JICA事務所の所在地( サントドミンゴ特別区 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

所属先は、国内に33か所の支部を有する当国最大規模のリハビリテーションNGOであり、先天的、後天的な障害のある人々に対して、機能回復訓練、特別支援学校での学習指導、社会自立のための職業訓練を行っている。
本要請の活動先となるボナオ支部では、作業療法、理学療法、心理療法、精神医学等の医療サービスを提供している。職員は37名、年間予算は約60万米ドル。隊員が活動する作業療法部門は主任以下4名が、一日平均50名から60名の患者を診ている。過去に首都の配属先本部で活動していた複数名の作業療法士JVが巡回指導をした経験がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では首都の私立大学でしか作業療法士資格を取得できないうえに、実際に患者を診る際に必要となる有効なリハビリ手法を十分に学べていないと配属先関係者は感じている。配属先では、全員が上記大学で資格を取得した療法士、もしくは在学中の技師が診療を行っているが、日々の診療及び症例検討会等の研鑽を行うことで補っている。しかし、配属先で力を入れている各種高齢者を対象としたプログラムにおいて、個々の患者に適切な診療・評価を行ったり、日常生活を送るために必要な基本的活動が可能になる自助具製作に関して、専門的な助言を求めていることから、隊員の申請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.配属先の技師が行う診療を見学して、改善に向けたアドバイスをする。
2.定期的に症例検討会や勉強会を通じて、同僚のスキルアップを図ること、また、診察全体の改善・効率化に資する提案をする。
3.患者が個々の日常生活に必要な基本的な活動が可能になるような自助具の製作方法を同僚に指導する。
4.配属先が推進する各種高齢者プログラムへの参画と適宜アドバイスをする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業療法室、パラフィン浴装置、血圧計、評価キット、作業机(大人用・子供用)、PC、自助具等

4)配属先同僚及び活動対象者

支部責任者(30代女性、作業療法士経験14年、2018年JICA研修「地域社会に根差したリハビリテーション(CBR)及び地域社会に根差したインクルーシブな開発の導入」コース参加)
CP作業療法主任(30代女性、作業療法士経験11年)、技師3名(20代女性、作業療法課程学生)
リハビリ医3名、患者

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

スペイン語(レベル:D)又は英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:活動に必要であるため

[参考情報]:

 ・高齢期障害領域への経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はホームステイを予定している。
配属先のHP:https://adr.org.do/
同じ配属先に複数のリハビリ隊員が派遣される可能性がある。