【配属機関概要】

3）任地（ サンサルバドル県サンサルバドル市 ） JICA事務所の所在地（ サンサルバドル市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先のCONAMYPEは、地域経済開発や地場産業振興を担う経済省所管の委員会。地方経済の活性化を重視する政権のもと、2010年からOVOP(一村一品)運動を制度化し普及促進する役割を担っている。CONAMYPE主に6つの部門があり、OVOP専従部局はそのうちのひとつ。全職員数は215名(一般職43名、技術職140名)。年間予算は約1,100 万米ドル (2017年)。過去に、スペイン、米国、EU、米州開発銀行等からの協力があった。日本からは、2010年にSV(中小企業振興)が、2012年からは複数の専門家がアドバイザーとして協力中。https://www.conamype.gob.sv/

【要請概要】

1）要請理由・背景

CONAMYPEは現政権による5か年計画の中で「2019年までに100市へのOVOP普及・実施」を数値目標として掲げている。これまでに全国262市のうち82市に対してOVOPの働きかけを行い、うち50市にOVOP委員会が設立されCONAMYPEが支援している。支援地域では、地元の人々が地元にある資源を再発見し、自身の能力を再評価することで地元産業が発展しつつある。現在はその次なる一歩のために、展示や商品化といったフェーズにおいて、さらに商品が注目をあびるような知識や技術が必要となっており、今回のボランティアの要請に至った。マーケティングでは商業イメージや国際市場への機会情報、生産関連では、生産管理システム、BPM(ビジネスプロセスマネージメント)、包装、商品デザインなどでの協力が求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚とともに、または同僚の調整のもとに、OVOP関係者に対し以下の活動を行う。
1.マーケティング分野(商業イメージや国際市場への機会情報、地域ブランド)に関するアドバイス
2.もしくは生産関連分野(生産管理システム、BPM(ビジネスプロセスマネージメント)、包装、商品デザインでのアドバイス
3.実施中の企業訪問に同行し、配属先同僚へのアドバイス
4.ニーズに応じた研修を通じた企業家の教育
5.配属先の地域経済成長技術者へのアドバイス

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机、椅子、PC、プリンター(共有)、デジタルカメラ、プロジェクター(共有)

4）配属先同僚及び活動対象者

・OVOP部門職員
・各地域代表者
・地域開発担当者
・OVOP部門代表者は、JICAのもと研修員

【資格条件等】

[参考情報]：

　・マーケティングに関する学術的知識

【地域概況】

【特記事項】

原則として住居はホームステイ。