要請番号(JL23316B11)
募集終了
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府企画庁
2)配属機関名(日本語)
ウスパンタン市役所
3)任地( キチェ県ウスパンタン市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ウスパンタン市は、JICAの重点地域の1つであるキチェ県にあり、人口は約80,000人で190の町村(コミュニティ)を抱える。同市役所は、16部署あり、市職員数は約280人、年間予算は3.7万米ドルである。昨年末の選挙により2016年1月に新市長が就任した。また2016年9月終了予定のJICA技術協力プロジェクト「地方自治体能力強化プロジェクト」の対象地域のひとつである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の国民総所得/人は3,400米ドルを超えている一方、地方の貧困度は高く、国連開発計画の人間開発指数では、中南米の中で3番目に低い。5歳以下の子どもの慢性栄養失調率は中南米で最悪で、先住民の約7割は貧困層に属している。こうした地域格差や民族格差を是正するため、同国政府は貧困削減を国家開発計画に位置付けており、先住民を中心に草の根レベルでのきめ細かな支援が求められている。ウスパンタン市は選挙で新市長が就任し、市民の生活改善を進めたいとする意向が示されている。先般開催されたJICA事業説明会では、市がボランティア事業に関心を持っており、特に先住民の女性に対し衛生教育、栄養改善等を通じ家庭の生活向上を支援するボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
市の食の安全保障課の職員とともに
1.市内の婦女子の栄養状況の調査・診断を手伝う。
2.妊産婦・乳幼児の栄養摂取の重要性を理解させる目的の研修会立案・実施を支援する。
3.現地で調達できる食材を利用したレシピの紹介をする。
4.疾病予防のための衛生についての啓発活動をする。
5.婦女子が抱える問題を把握し、生活改善のアイディアを検討する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務所、コンピュータ、電話、移動の際の車両。
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパートは教師の資格を持つ男性。(20代)
その他、同僚は20代~40代 男性13名、女性2名。
190の町村から90程度の女性グループを選出、長期的にはウスパンタン全体へと広げる。対象者年齢は10代~60代。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(7~25℃位)
[通信]:(インターネット可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
スペイン語を話さない先住民との関わりもあるため、コミュニケーション能力に長けていることが重要。