要請番号(JL23317B06)
募集終了
2代目
・2018/1 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
キチェ県国立病院
3)任地( キチェ県サンタクルスデキチェ市 ) JICA事務所の所在地( グアテマラシティ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はマヤ文化が根強く残る北西部地域に位置しており、県内の21自治体のみならず近隣の県からも患者が来訪している地域病院である。内科、小児科、産婦人科等7つの診療科があり、各種外来、入院施設、救急施設、手術室、検査室、母乳バンクを備え24時間体制で運営されている。2017年より病院運営システム管理向上のための第三国専門家(ブラジル)による技術協力プロジェクトの第2フェーズが開始予定であり、また同県では母子保健および栄養改善を目的とした技術協力プロジェクトも実施中である。2016年2月より栄養士の青年海外協力隊(JV)、2016年5月より助産師JVが活動中。年間予算は620万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同病院の妊産褥婦、新生児に対するケアを行う4病棟では、経膣分娩および帝王切開、流産処置、卵管結紮、切迫流産・早産管理、妊婦・乳幼児健診、家族計画、がん検診などを担う。近年は同病院の帝王切開率が上昇しており(約60%)、促進剤の使用や会陰切開も多い。その一方、経膣分娩では近年に入り垂直分娩法が取り入れられており、現在活動中の青年海外協力隊(JV)による支援もあり、一定の成果が見られている。しかしながら、全関係者への正しい分娩介助方法やリスク管理方法の浸透には未だ継続的な協力が必要であることから本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.正しいフリースタイル分娩介助法、とくに垂直分娩介助法の指導および研修の実施
2.分娩後の適切な褥婦ケアに関する助言
3.助産師業務の標準化
4.看護学生およびその他の新人スタッフに対するオリエンテーション後の教育
5.助産師業務に関する研究実施のための支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
分娩介助に必要な器具・用具・スペース、血圧計、聴診器、超音波画像診断装置、胎児心電計、人体モデル
4)配属先同僚及び活動対象者
上司:看護師(学士)
カウンターパート:看護師(学士)
その他スタッフ
看護師5名、うち学士号取得者が1名
准看護師15名
産婦人科医4名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はグアテマラ人家族のホームステイとなる。