2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL23917B07)
募集終了

国名
ホンジュラス
職種コード 職種
G183 幼児教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

レンピーラ県教育事務所

3)任地( レンピーラ県グラシアス市 ) JICA事務所の所在地( テグシガルパ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

レンピラ県教育事務所は、県内28市の基礎教育にかかる政策・予算・人事の管理を行っている教育省の機関で、「財務」「人材能力」「調達」「教育サービス」「企画」「カリキュラム・評価」「教育制度」の7つの局から成る。同事務所には37名(各県教育事務所同数)のスタッフが在籍しており、教師の研修を担当する 「カリキュラム・評価局」には4名のスタッフが配属されている。政府からの予算は人件費のみで、教員研修等の活動のための安定的な予算は確保されていない。なお、レンピラ県には、現在、就学前教育課程を擁する基礎教育学校が192校登録されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ホンジュラスにおいては、2012年の教育基本法の改正により、小学校就学前(5歳児)の教育が義務化され、同分野の強化が2014年より重点課題のひとつとして掲げられているが、児童用の教科書や教師用の指導書は未だ整備されておらず、指導内容については各校の裁量に任されている。また、教師も就学前教育を専門としていない者が指導を行うことも少なくなく、教師の研修制度も整っていない現状にある。当国では2003-2011年に算数の基礎教育強化(日本の小学校課程)をめざした「算数指導力向上プロジェクト(PROMETAM)フェーズⅠ・Ⅱ」を実施し、同プロジェクトの終了後も青年海外協力隊(JV)派遣等を通じて、算数を中心とした基礎教育分野の支援を行っているが、就学前教育が義務化された現在、現職教師に対する教育手法の紹介等を通じて、就学前教育の質的向上に寄与できる人材が求められており、JVの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

グラシアス市を中心に周辺近郊の都市の就学前教育の実施施設を巡回し、以下のを中心とした活動を行う。教育施設の多くは、就学前教育の対象である5歳児のみならず、3歳児、4歳児も在籍している。
1. 現職教師に対し、授業の実施を支援しながら、教育手法等の紹介を行う。
2. 保護者に対してセミナー等を実施しながら、幼児教育の意識の向上を図る。
3. 現職教師への研修会の立ち上げと実施を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。

4)配属先同僚及び活動対象者

県教育局:局長(男性、50歳代)、教育技官(女性、40歳代)
教育施設スタッフ(幼稚園教諭、主に女性、20-50歳代、経験5-25年)
児童(3-5歳)
※活動を行う地域と施設は、県教育事務所と現地JICA事務所が協議の上で決定する。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(幼稚園教諭)
    (保育士(幼児クラス経験有))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な指導が求められているため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~30℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】