【配属機関概要】

3）任地（ マンチェスター教区アルビオン ） JICA事務所の所在地（ キングストン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は2010年7月に2つの団体が合併してできた障害児・者支援のNGOで、障害者の人権や生活の質向上に向けて乳児から青少年、及びその家族を対象にサービスを提供している。対象者の障害は、知的障害、身体障害、学習障害、自閉症、視聴覚障害など多岐にわたる。障害児・者の必要性に応じて、ホームプログラム、アセスメントとフォローアップ、理学療法・作業療法、訓練、センタープログラム、収入創出活動等を行っている。首都にある本部のほか、全国に4か所の施設を有する。年間予算は約118,000米ドル。過去に米国平和部隊ボランティアの受入経験があるが、JICAボランティアの要請は今回が初めてとなる。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先スタッフの大多数は地元ボランティアで構成されているが、ボランティアベースであるため持続的な活動や効果を期待できない面がある。財政的な制約もあり、支援者や寄付者を増やしたいと考え、配属先は広報活動を強化しようとホームページやFacebookを開設したものの、維持管理が行えておらず、内容にも改善の余地が大いにある。また、利用者の状況を正確に把握するためにデータベースも必要であるため、本要請がなされた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

マンチェスター教区アルビオンにあるセンターで、以下の活動を行う。
1. 配属先のニュースレター、パンフレット、教材の編集、作成(広報記事の収集を含む)、ホームページへのアップロード。
2. 地元ボランティアによって開設されたホームページ、ブログ、ソーシャルメディア等を活用した広報支援と維持管理。
(現行の配属先HP: http://www.familyforeverychild.org/)
3. MSエクセルで作成する利用者リストデータベースの構築及び維持管理。
4. 上記1～3の維持管理ためのスタッフへのPCトレーニング。
5. 支援金を調達するための広報活動の企画と実施にも関与できるとなお良い。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

Note PC (Lenovo、Windows7)。2017年度中に新たなPCが供与予定。

4）配属先同僚及び活動対象者

代表代行:30代女性
CBRプログラムコーディネーター:50代女性(巡回)
センターマネージャー、医師、作業療法士、看護師、教育担当者、地域リハビリテーションワーカー(CRW、補助員)、運転手、教育学部・心理学部学生インターン等
対象者:500人以上の障害児・者とその家族

【資格条件等】

[参考情報]：

　・SNSやブログ等での広報経験

【地域概況】

【特記事項】