要請番号(JL24816B10)
募集終了
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ヒノテぺ教員養成校
3)任地( カラソ県ヒノテぺ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ヒノテぺ教員養成校は、国の教員養成機関として全国に8校ある養成校のうちの1つで、1979年に設立された。現在は主にカラソ県、マサヤ県、グラナダ県、リバス県からの学生672名が在籍し、教員26名が勤務している。寮で生活しながら、平日授業を受ける「通常授業」のほか、過去に教員免許制度がなかった時代から勤務する教員が免許取得を目指して休日に授業を受ける休日クラスがある。通常の勤務時間は平日7:30~16:00。2017年3月まで、ヒノテぺ市内の地域拠点校で小学校教育SVが活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では板書を使った暗記中心の授業が多く、特に算数では学年が上がるにつれて学習内容の定着度が低下する傾向がみられる。その原因の一つが教員の指導力不足と考えられ、全国的に教員の指導力向上が求められている。これまで当国に派遣されてきた算数ボランティアは主に地域拠点校への配属となっており、JICAの技術協力プロジェクト「初等教育算数指導力向上プロジェクト(2015年9月まで)」が作成した教科書・指導書を使用しながら、「授業研究」や「問題解決型授業」の導入等の活動を行ってきた。政府もそれらの導入を推進していることから、今後はその成果をさらに波及させるために教員養成校への支援を強化することを目的に本要請がなされた。JICAボランティアには教員の算数指導力向上を目的とし、養成校における授業の改善や学生の教育実習中の助言、「授業研究」や「問題解決型授業」の導入等の活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
カウンターパートと共に養成校の教員及び学生に対して以下の活動を行う。
1. 授業観察による教員の指導方法に関する助言
2. 教員及び学生を対象とし、JICA教科書・指導書を使用した「問題解決型授業」の導入に関する補助・助言
3. 養成校の年間カリキュラム作り、授業計画における助言
4. 教員及び学生に対し、適切な教材・教具の使用に関する助言
5. 周辺校での教育実習における学生への指導
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
JICA作成の算数教科書及び指導書、事務机、椅子、事務用品(模造紙、マーカー等)、PC(Lenovo 2013、Windows 8)等
4)配属先同僚及び活動対象者
・校長(60代女性、経験33年)
・C/P:理数科コーディネーター(20代男性、経験3年)
・C/P:算数教員(40代男性、経験20年)
・担当分野の教員数2名
・学生数672名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(19~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
複数の教員との活動や、他の算数ボランティアとの連携も想定されるため、自主性・協調性が求められる。