【配属機関概要】

3）任地（ マナグア県マナグア市 ） JICA事務所の所在地（ マナグア市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 0.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ニカラグアスポーツ庁は、スポーツ分野を管轄する国の機関として国民の健康増進やスポーツ振興等を行っている。「スポーツ課」「ﾚｸﾘｴｰｼｮﾝ課」「体育課」「野球課」「教員養成・研修課」の5課に分かれており、ボランティアは「教員養成・研修課」に配属される予定。職員は307名で首都マナグアの他、全国各県の支所に配置されている。同配属先では過去に水泳及び野球のJICAボランティアも活動した。年間予算は約200万米ドル。勤務時間は8:00～17:00で、場合によっては土・日の活動も想定される。2017年1月まで、体育JVが活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

当国の小学校体育科においては、体育専科の教員がいる学校が非常に少なく、多くの学校では学級担任が体育の授業を行っている。また、教員養成校では体育科を学ぶ機会が少なく、学級担任は専門的な知識や技術がないまま授業をしていることが多いことから、子どもたちの間でも「体育=遊び」という認識が強い。同配属先は敷地内にある国立体育学校における体育専科の教員養成や全国の体育専科の教員に対する研修を実施しており、地方にも定期的に出張している。研修は指導内容に関するものが多く、「体育科」としての授業の進め方や評価方法などに関する研修はまだ少ない。また、同配属先では「体操」分野の強化を目標に掲げているものの、その分野に関する知識や競技経験のある職員が少ないことから本要請に至った。JICAボランティアには体育科を1つの教科として定着させる活動や、「体操」の基礎となる運動を現場で導入することなどが期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

カウンターパートとともに以下の活動を行う。
1. 体育専科の教員を対象とした研修会の準備及び実施における助言・補助
2. 体育学校での授業に関する助言・補助及び、学生の教育実習における助言
3. 配属先が実施する様々なスポーツイベントへの参加及び補助
4. 必要に応じて近隣の小学校での体育科授業の実施支援

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

陸上競技場、サッカー場、野球場、武道場、畳50枚程度、ジム、マット20枚程度、PC(Microsoft Windows)、プリンター(Hp Deskjet D5560)、事務用品(マーカー、模造紙等)

4）配属先同僚及び活動対象者

・施設長:男性(50代、施設長として10年)
・C/P:男性(60代、経験43年)
・C/P:男性(40代、経験24年)
・C/P:男性(20代、経験9年)
・教員養成・研修課:4名(男性2名、女性2名)
・国立体育学校教員:20名(男性15名、女性5名)、学生:476名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

配属先内外の複数の教員との活動が想定されるため、自主性・協調性が求められる。