要請番号(JL24817B06)
募集終了
2代目
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
NGO クリスティアナ・ニカラグア野球アカデミー
NGO
3)任地( マサヤ県ニンディリ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、米国メジャーリーグを目指す14-17歳の選手育成強化を目的として、当国出身の元大リーグ選手が中心となって2010年に設立したNGOである。現在は全国からスカウトされた6名の選手が在籍し、球場近くの寮で寝食をともにしながら練習を行っている。週末、選手達は地元のチームに合流し試合に出場するなど、実践力を高めている。2017年2月には、配属先に所属する1名の選手が2年ぶりにメジャーリーグ契約(育成契約)を結んだ。また球場周辺に住む子ども達に対しても野球教室を開くなど、普及活動にも取り組んでいる。コーチは4名。年間予算は企業の協賛金で約5万米ドル。2018年10月まで初代青年海外協力隊(JV)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
1976-98年にかけてメジャーリーグで活躍した選手(デニス・マルティネス氏)が、野球の振興・発展のために同配属先を設立し、メジャーリーグを目指す選手育成強化を行っている。現在所属する選手は、セレクションを通過した選手で、午前・午後の練習、夕方に学校へ通う生活を送っている。配属先のコーチは指導経験、野球に対する熱意は十分にあるものの、自身の経験に基づいた指導のみで、技術指導の選択肢が少ない。そこでJVには、選手に対しての直接的な技術指導や、俊敏性・柔軟性などを向上させるトレーニングの実施、コーチに対してバリエーションのある練習方法の提供やアドバイスが求められている。現在活動中のJVは上記の活動に加え、年間の練習計画策定のためのアドバイスや、セレクションの補助や助言などを行っている。2-3か月に1回程度、デニス氏が直接指導を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
メジャーリーグを目指す選手育成のため、以下の活動を行います。
1.同僚とともに、選手に対する直接技術指導
2.同僚とともに、各選手にあったトレーニングメニュー作りとトレーニング指導
3.同僚とともに、年間の練習計画の策定と実施
4.同僚の指導力を向上させるため、様々な練習方法の提供やアドバイスを実施
5.同僚とともに現在実施されている.セレクションの補助・助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップPC(Windows XP)、事務用品(模造紙、マーカー等)、事務机、椅子、ホワイトボード、野球場、ジム、野球道具一般
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:経験15年、男性、会長、40代
配属先同僚:元国内プロ野球選手、指導経験10年、男性2名、投手・野手、30-40代
活動対象者:指導経験0-1年、男性2名、ボランティアコーチ、40代
活動対象者:登録選手6名(日本の地方大会上位校レベル-全国大会出場レベル)
その他周辺の子ども10名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:指導者、選手ともに男性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)5年以上 備考:指導者への助言、指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ストレングストレーナーの経験があるとなお良い。
登録選手は少数のため、チーム練習は行っていない。