要請番号(JL24817B18)
募集終了
2代目
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アコヤパ保健センター
3)任地( チョンタレス県アコヤパ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1984年に保健省管轄の保健センターとして設置され、市内約2万人に対し無料で医療サービスを提供する一次医療機関である。職員は12名で、外来診療の他、疫病、HIV・肺炎、地域保健、障害・慢性疾患、女性・乳幼児のケアに重点をおいた業務を行っており、敷地内にはカサ・マテルナ(お産を待つ家)を併設している。現在助産師の青年海外協力隊(JV、2018年9月まで)が活動中。当該地域では、2015年7月から2019年7月にかけてJICA技術協力プロジェクト「チョンタレス保健管区とセラヤセントラル保健管区における母と子どもの健康プロジェクト」(通称SAMANI)を実施中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先では、市内を11に分けた保健地区ごとに巡回健診や保健指導を行っている。うち2地区は、プロジェクトSAMANIのパイロット地区であり、同プロジェクトが取り組む母子保健サービスやコミュニティ・ネットワーク(保健ボランティア、産婆、地域のリーダー等で構成され、地域の保健活動を担う)の強化に特に力を入れている。また、カサ・マテルナでは、同施設責任者が中心となり、周産期に関する講習会や母親学級が行われている。現在活動中のJVは、それらの活動を補助しながら、妊産婦の健康と若年妊娠の予防を活動目的として、講習会の実施、教材の改善、保健ボランティアの能力強化等の支援を行っており、引き続き同様の支援が必要とされていることから、本要請に至った。本要請はグループ型派遣の一環であり(助産師JV3名が活動中)、グループ内の情報交換や共同講習会の実施、さらに、プロジェクトSAMANIとの連携も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚やカサ・マテルナ責任者とともに以下の活動を行う。
1. 妊婦向け講習会や、コミュニティでの母子保健に関する講習会の実施
2. 青少年に対する思春期リプロダクティブ・ヘルスに関する講習会の実施
3. 講習会で使用する教材の作成や改善
4. カサ・マテルナの利用者増加のための広報活動
5. コミュニティ・ネットワークのメンバー(保健ボランティア、産婆等)を対象とした母子保健に関する研修会の実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC(Windows7)、机、椅子、文房具、保健省作成各種マニュアル(母子保健、若年妊娠予防関連)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:経験2年、女性、35歳
同僚:地域保健責任者・看護師・経験3年、女性、23歳
同僚:母子保健責任者・看護師長・経験3年、女性、27歳
その他同僚9名、市全体(下部組織含む)の職員計44名
コミュニティ・ネットワークのメンバー:180名
カサ・マテルナ利用者:毎月約25名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への技術支援を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
地域保健の知識やリプロダクティブ・ヘルスに関する啓発活動の経験があると良い。