要請番号(JL24817B21)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
外務省
2)配属機関名(日本語)
NGO ロス・ピピートス ラス・セゴビアス地域総合リハビリテーションセンター
NGO
3)任地( ヌエバ・セゴビア県オコタル市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ロス・ピピートスは1987年に障害児とその家族を支援することを目的に設立されたNGO(本部:マナグア)で、全国に86か所の地域施設があり、うち3か所は、他施設より設備の充実した総合リハビリテーションセンターである。配属先であるラス・セゴビアス地域総合リハビリテーションセンターは、2010年に設置され、北部3県(マドリス県、ヌエバ・セゴビア県、エステリ県)の障害児・者に対し、理学療法、作業療法、言語療法、早期療育、特別支援教育、心理ケアを行っている。年間予算は約7.3万米ドル。スイスのボランティアの受け入れ経験がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先の理学療法室には、198名の障害児・者(0-18歳)が登録されており、現在は、約120名が週1回程度、理学療法を受けている。利用者に多く見られる障害は、脳性麻痺、二分脊椎、その他整形外科疾患や神経・筋肉の変性疾患による運動機能障害や発達障害である。理学療法では、各々のリハビリ計画に基づいた個別療法訓練とグループ療法訓練を行うと同時に、家族に対し、家庭でできる理学療法や、障害に関する知識、リハビリにおける家族の介入の重要性を教えることに力を入れているのが特徴である。同配属先の理学療法士は1名で、専門知識や経験はあるものの、訓練法や、家族へのアドバイスの内容を改善するため、助言を必要としている。青年海外協力隊には同理学療法士とともに理学療法を実施しながら、各々の障害や生活状況に合わせた理学療法を提案することが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先理学療法士とともに、以下の活動を行う。
1. 障害の評価、リハビリ計画(個別・グループ)の策定と実行
2. 家庭生活に理学療法を取り入れることをテーマとした保護者に対する講習会の実施
3. 家庭訪問による生活状況調査と各々に合わせたリハビリテーションの方法のアドバイス
4. 配属先同僚、学校の先生、地域住民を対象としたリハビリに関する講習会の実施
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC(EKO, Windows)、プリンター、机、椅子、文房具、理学療法器具(バルーン、起立台、マットレス、訓練補助具、平行棒手すり、歩行練習用階段、ボールプール、水治療法用プール等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:経験26年(医療分野20年、障害分野6年)、女性、40代
同僚:理学療法士・経験10年、女性、30代
その他、臨床心理士3名、自然療法医師1名、他同僚5名(すべて女性)
理学療法室利用者:198名(0-18歳)(主な障害:脳性麻痺、二分脊椎、運動機能障害、発達障害)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への技術支援を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)