2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24817B23)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

保健センター “ペドロ・ナルバエス・シスネロス”

3)任地( カラソ県ヒノテペ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1980年に保健省管轄の保健センターとして設置され、ヒノテペ市を含む周辺地区の住民に無料で医療サービスを提供する機関である。一般外来、検査、カウンセリング室、理学療法室、歯科、薬局などの機能を備え、下部組織となる8か所の保健ポストを管轄している。センターの隣には、同じく保健省管轄で、市が運営するカサ・マテルナ(出産を控えた妊婦がお産を待つ家)が併設されている。年間予算は約491千米ドル。1999年に助産師JVが活動し、2017年3月まで感染症・エイズ対策JV(青年海外協力隊)が活動していた。「米国ピースコー」を受け入れた経験もある。外国の援助は、米国、ルクセンブルグ等。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同保健センターは、医療サービスの提供に加え、学校での保健教育活動、地域の保健ボランティアやコミュニティリーダーの育成等を行っている。また、カサ・マテルナには、農村地域からお産を控えた妊婦が毎月約20名入居する。前任となるJVは、配属先同僚とともに学校やコミュニティを訪問し、保健医療に関する啓発活動を行っていた。また、保健センターとカサ・マテルナの連携促進に力を入れ、妊婦が周産期に必要な知識を身に着けられるよう、講習会の実施、教材の改善等を行っていた。今後は、より重点的に地域の若年妊娠や妊産婦死亡の課題に取り組む必要があることから、助産師の知識・経験を持つボランティアの派遣が強く望まれており、本要請に至った。後任ボランティアには、妊婦や青少年に対し、より効果的な講習会を実施するための工夫や、関係者の能力強化において、知識・技術を提供することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚看護師やカサ・マテルナの責任者とともに、以下の活動を行う。
1. リプロダクティブ・ヘルスに関する講習会の実施(妊娠・出産、避妊法、HIV/エイズ対策、性病予防、家族計画等)
2. 地域の産婆、 保健ボランティア、コミュニティリーダーに対する講習会の実施(母子保健、妊婦のケア、感染症対策等)
3. カサ・マテルナの利用者増加のための広報活動
4. 妊婦を対象とした各種教室の開催(手工芸等)
5. 講習会で使用する教材の作成や改善提案

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品(机、椅子、 棚)、 文房具(紙、マーカー、テープ等)、 プロジェクター(Epson, 2002)、TV (Sony)、パソコン(Dell, Windows 2007)、妊娠に関する教材等

4)配属先同僚及び活動対象者

所長:医師・男性・50代
看護師:女性・50代
カサ・マテルナ責任者:女性・30代
センター職員:29名:うち看護師長1名、看護師4名
活動対象者:産婆20名、保健ボランティア25名、コミュニティリーダー16名、地域住民

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務上必須であるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

リプロダクティブ・ヘルスの啓発活動の経験があると良い。
積極的に人とかかわることのできる社交的な人材が望ましい。