2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24820A17)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ラ・サール中等高校

3)任地( カラソ県ディリアンバ市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ラ・サール中等学校は、幼児・初等・中等教育を担う公立校で、午前と午後の二部制をとっている。中等部には7年生から11年生(年齢では12歳から16歳)までの生徒約700名が在籍し、4名の数学教員が午前と午後2名ずつ交代で指導にあたっている。JICA技術協力プロジェクト「みんなにわかりやすい中等数学プロジェクト」(2017年1月-2019年7月)(以下「技プロ」)のパイロット校として、上部機関であるディリアンバ市教育事務所と協働しながら、2018年より試行的に技プロ作成の学習教材(教科書、指導書、問題集)を使用してきている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の中等教育では就学率が近年大きく向上しているものの、質の向上が伴わず、特に数学においては生徒の理解度の低さが顕著である。その一因として教員の指導力不足や良質な学習教材がないことが挙げられる。そのため技プロでは、系統的な学習教材を開発し、全国での導入を図った。しかし、現地数学教員は教科書等を使用した授業実践に不慣れなことから、導入にはまだ課題が見られる。そこで、特に技プロのパイロット校だった同校において、教科書を使用した授業の導入、数学教員の教科知識・理解の強化を目的として本要請に至った。JICA海外協力隊には、他の数学教育隊員と連携した活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

数学科教員とともに以下の活動を行う。
1.授業観察を通した教科書・指導書の導入に関する補助・助言
2.模擬授業や校内研修を通した教科書・指導書の使用方法の紹介
3.生徒の理解向上と学習意欲向上のための支援(机間指導、補助教材の作成、定期テストの実施、学習発表会の実施等)
4.市内で行われる教員研修(EPI※)の内容の充実化と実施補助
※EPI:月に1度行われる他校との合同研修。通常、県や市の教育事務所が主導で実施される。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品、技プロが作成した数学教材(教科書・指導書・問題集)

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:男性、経験25年、40代
数学教員:男性、経験12年、30代
その他の数学教員3名:いずれも男性
教職員合計48名
中等部の生徒約700名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

複数の教員との活動が想定される為、協調性・積極性が求められる。本要請はグループ型派遣の一環であり、グループ内の情報交換や共同講習会の実施等、連携を通した活動が期待されている。住居はホームステイを予定。