2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL24823B26)
募集終了

国名
ニカラグア
職種コード 職種
G159 数学教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

マエストロ・ガブリエル中等学校

3)任地( マナグア県マナグア市 ) JICA事務所の所在地( マナグア市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マエストロ・ガブリエル中等学校は、主に7年生から11年生(13-17歳)までの生徒1,200名が在籍する公立校で、午前と午後の2部制である。また、土・日には青年、大人対象の授業を行うほか、服飾、木工、手芸、美容の職業訓練コースも提供している。同校はJICA技術協力プロジェクト「みんなにわかりやすい中等数学プロジェクト(2017年1月-2019年7月)」(以下「技プロ」)のパイロット校の1つで、技プロ作成の学習教材(教科書、指導書、問題集)を使用している。数学教員は6名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の中等教育では就学率が近年大きく向上しているものの、質の向上が伴わず、特に数学においては生徒の理解度の低さが顕著である。その一因として教員の指導力不足や良質な学習教材がないことが挙げられる。そのため上述の技プロでは、系統的な学習教材を開発し、全国での導入を図った。しかし、現地数学教員は教科書等を使用した授業実践に不慣れなことから、導入にはまだ課題が見られる。そこで、特に技プロのパイロット校だった当該校において、教科書を使用した授業の導入、数学教員の教科知識・理解の強化、生徒への直接的な学習支援等を目的として本要請に至った。JICA海外協力隊には、他の数学教育、小学校教育隊員と連携した活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚の数学教員とともに、以下の活動を行う。
1.7年生から11年生の数学の授業においてチームティーチングを通した生徒への学習支援を行う。
2.数学教員の指導力向上のための助言を行う。
3.技プロ作成の学習教材の使用に関する助言を行う。
4.教員研修(EPI)や校内研修等におけるワークショップの実施。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子、事務用品一般、技プロが作成した数学教材(教科書・指導書・問題集)

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:男性、60代、校長としての経験17年
教務主任:女性、30代、経験15年
数学教員:6名(女性2名、男性4名)
7年生から11年生までの生徒1,200名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)又はスペイン語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(数学))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:同僚への提案・助言を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

複数の教員との活動が想定される為、協調性・積極性が求められる。本要請はグループ型派遣の一環であり、グループ内の情報交換や共同講習会の実施、技術協力プロジェクト「初等教育における算数に親しむ学習プロジェクト(2023年-2026年)」との何らかの連携も想定される。ホームステイの予定。