要請番号(JL26016B01)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林水産・地域改革省
2)配属機関名(日本語)
水産局
3)任地( キングスタウン ) JICA事務所の所在地( セントルシア国ロドニーベイ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は水産行政全般を所掌する機関で、品質管理、資源管理&調査、環境、統計、普及の各部門から構成され、年間予算は約8千万円、職員数は28名である。主要都市に支部があるほか、日本の無償資金協力で建設された水産センターが、離島を含め国内に8ヵ所、JICA研修員として職員の多くが、過去に日本で研修を受講している。また、近隣6ヵ国を対象に「カリブ地域における漁民と行政の共同による漁業管理プロジェクト」を実施し、域内で3名のJICA専門家が活動中である。水産局及び地方の水産センターを含め、過去に7名の協力隊員(村落開発普及員、コミュニティ開発、統計)の派遣がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
水産センターのサービスと運営体制の改善はセントビンセント国の水産業の課題の一つで、漁民の組織化による効率的な運営と利用が模索されている。具体的には、漁業協同組合による、物資の共同購入・共同販売(氷・燃料・漁具)、漁獲物のマーケティング、魚食普及イベント等の企画の実施である。水産センターのなかで首都から近く、観光業との連携が期待できるカリアクア水産センターでは、東カリブ海洋管理区ネットワーク(NGO)の支援で、調理器具やイベント用備品の寄贈予定がある。漁民の組織化を図り、定期的な魚食イベント等の企画と実施を支援するため、後任の要請となった。前任者は学校対抗の魚料理コンテストの開催を企画、実施しているので、この活動も引き継ぐ。また、JICAプロジェクトでは集魚装置(FAD)の設置による持続可能な漁業を推進しているため、FADグループの組織強化への支援も実施する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
水産局普及課職員、漁業協同組合、漁民と協働し、以下の活動から、可能な活動について協力する。
1..組合組織の新規事業の立ち上げ支援(共同購入・販売、イベント、広報など)
2.センター及び組合組織の運営状況についての調査
3.魚食普及イベント(学校対抗料理コンテスト)等の事業の企画と実施支援
4.専門家と連携し、FADグループの組織化支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
水産局の共用機材(コンピュータ、プリンタ、コピー機)、水産センター施設および備品(冷蔵庫、製氷機、事務機器等)
4)配属先同僚及び活動対象者
水産局長(女性、50代)
水産局スタッフ(男女、28名、20~40代)
組合組織役員(男性、50代)
地域の漁民(男女、約20名、10~40代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
隊員への支援は、基本的にJICAセントルシア支所から行う。