2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL26018A01)
募集終了

国名
セントビンセント
職種コード 職種
F113 マーケティング
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民動員・社会開発省

2)配属機関名(日本語)

セントビンセント視覚障害者協会
NGO

3)任地( キングスタウン ) JICA事務所の所在地( セントルシア国 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1986年に設立されたNGOで、現在500名の視覚障害者が会員登録されている。主な事業は、①モップ製作や竹細工加工がされた家具の修理 ②点字指導 ③職業訓練・就業支援 ④巡回型教育支援 ⑤高齢視覚障害者への食糧提供 ⑥視覚障害者コミュニティ支援 である。年間予算は約15,000米ドル。これまでJICAボランティアが派遣された実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先NGOは国内唯一の視覚障害者協会として1986年に設立された。現在視覚障害者の社会参加や自立、収入向上支援として、モップ製作販売、竹細工が施された家具の修理を行っている。モップ製作については、良質の材料をイギリスから直輸入し、品質の高いモップを販売していることから、注文が多く、生産が追い付いていない状況である。竹細工加工の家具の修理については、熟練の職人しか実施できない修理であり、ホテルからの修理依頼が多い。モップビジネスの拡大を計画しているが、原材料の在庫管理や適性価格決定指導や視覚障害者が作成可能な商品の開発やプロモーション、視覚障害者理解に関連した広報や募金活動について指導して欲しいとの依頼があり、今回の要請に至った。別途、同時に視覚障害者の指圧師育成を検討中であることから、派遣されるボランティアはその市場開拓や就労支援も活動の一つとなる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と共に次の活動を行う。
1.モップや家具修理ビジネスの拡大、その資材や商品の在庫管理や適性価格指導、販売ルートの確立
2.視覚障害者に関連した啓発、広報活動を支援する
3.資格障害者が作成可能なクラフトやそのニーズ等を調査する
4.指圧師の育成を検討中であることから、市場開拓や就労支援を支援する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ、プリンター、机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

会長:男性 60歳代(全盲)
副会長:男性 50歳代(健常者)
秘書1名、財務担当1名、他5名からなる

視覚障害者の中には、職業訓練校で手工芸を学んだ者がいる

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:上司や同僚への指導のため

[参考情報]:

 ・マーケティングの業務経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員への支援は基本的にJICAセントルシア事務所から行う。