要請番号(JL26020A02)
募集終了
1代目
・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
セントビンセントおよびグレナディーンズ諸島コミュニティ短期大学
3)任地( キングズタウン ) JICA事務所の所在地( セントルシア国 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は中・高等教育修了者に対し、高等教育と職業訓練を提供している。職業訓練は、本要請の自動車整備コースの他、空調・冷(凍)蔵機器、建築・ビル工事、IT技術、コンピュータ修理、配膳・接客サービス等、計15の2年制コースを運営している。また、夕方からは就業者向けに3ヶ月程度の短期コースを7つの分野で開講している。学生数は約800名で、本校はビラ地区にあるが、工学部門は技術短期大学(Technical College)を統合・改名したため、施設はArnos Vile地区にある。同短期大学には、2006年~2008年に青少年活動、2016年~2018年に再生可能・省エネルギー隊員を派遣した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国に輸入されている自動車は新古車含め日本メーカー製が大半を占めている。同短大では従来行われている一般的な修理・整備方法に加え、日本車が増加している市場状況に対応した修理・整備の指導が求められている。しかし、近年輸入されて来る、厳しい環境基準等に合致した比較的新しい日本車の整備・修理の対応は経験等が乏しい現地の人材リソースのみでは難しい状況となっていることから、ボランティアが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先が所有する機材を用いて指導可能な理論・技術を指導するため、以下の活動を行う。
1. 配属先が運営する自動車整備コースの講師として生徒への指導(座学・実習)
2. コースプログラムを通じ職業訓練課の講師および外部受講者への指導。
3. 自動車整備コースプログラムの検証と必要に応じ改善
4. 短大の設備や技術面の改善にかかるアドバイス
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ハンドツール、電子制御シミュレーター、A/Tカットモデル、タイヤチェンジャー、ホイルバランサー、教材(トヨタ車両カローラキャブ車)等
4)配属先同僚及び活動対象者
学部長: 40代
同僚講師: 3名(上級講師、講師、インストラクターが各1名)、上級講師の実務経験は15年~20年。その他は数年程度
学生: 約40名、16~23歳、自動車整備については初学者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:(男性) 備考:治安上の理由による
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:生徒、同僚教師に指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
隊員への支援は、基本的にセントルシア事務所が行う。