2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL30616B16)
募集終了

国名
ボリビア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ウィルヘ・ロドリゲス小学校

3)任地( コチャバンバ県コチャバンバ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ボリビアの主要都市のひとつであるコチャバンバ市中心部に位置する公立小学校である。小学部(1~6年)の生徒約520名(2015年12月現在)が在学している。教員数は25名で、1クラスの平均生徒数は30~35名である。同校はJICA「学校教育の質向上プロジェクト-PROMECA」のパイロット校であったため、県教育事務所との連携も強い。外国からの援助実績はなく、予算は全て教育省から配賦され使途も限定されているため、学校の権限で使用できる予算は、保護者から徴収する少額の教材費のみである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ボリビアでは、貧困削減戦略の一環として教育分野での改革が重要な位置を占めている。最近では、初等教育における就学率の向上など一定の成果は出つつあるが、一方で、教育カリキュラムの未整備、教員の指導力不足など、現場レベルでは依然課題が多い。JICAでは、教育の質的改善を目指して「学校教育の質向上プロジェクト」(2005~2010)を実施し、「子どもが主役の学習」というコンセプトのもと、現場教員の能力向上を図るべく様々な取組みが導入された。配属先は、プロジェクトで学んだ手法や教材等を活用しながら、特に算数の授業の質を高めるためにボランティアを要請し、初代のボランティアは他校のボランティアと連携して公開授業等も実施した。これらの活動の成果を定着させていくため、今回後任として活動を引き継ぐボランティアが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同校に対し、現場の授業に参加しながら以下の支援を行う。
1.教員に対し、指導案・授業計画の作成を支援する。
2.同校のレベルに合った適切な算数教科の指導手法、技法を紹介し、授業で活用できるよう支援する。(特に算数)
3.市内の数校の教員で組織される算数研究会の活動に対しアドバイス等を行う。
4.他校に派遣されるボランティアと連携して公開授業等の支援を行い、学校間の情報交換や意見交換を促進する。

同校は、午前のみの活動であるが、午後は同じ建物に入っている別の小学校の支援を行う予定。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、プロジェクター、ビデオカメラ

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(大卒、女性、40代、実務経験約25年)
同僚25名(教員養成校卒、男性及び女性、年齢30~50代)
生徒約520名
保護者会

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:業務上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(高地温暖気候) 気温:(10~30 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ボリビアの小学校の多くは、同じ建物に午前と午後で別の小学校に分かれている。ボランティアは、午前・午後共に(二つの学校で)活動する予定。