要請番号(JL30620A23)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
オルロ県保健局
3)任地( オルロ県オルロ市 ) JICA事務所の所在地( ラパス県ラパス市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
オルロ県保健局は県内の公的医療機関に対し、施策の実施指導や人材育成、地域保健医療サービスの管理・指導を行っている。JICAは2016年2月から2020年の2月まで「オルロ県母子保健ネットワーク強化プロジェクト(以下FORSA Oruro)」を同局とともに実施している。同局ヘルスプロモーション課が技術支援・監督する「生活のための教育」分野は、保健医療施設従事者と地域住民が共に地域の保健課題について「生活のための教育ガイド」に基づいて取り組むものである。同活動では、地域住民が保健医療従事者の支援のもと、住民参加型保健活動を実施する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
オルロ県内の「生活のための教育」への取り組みは、同課が実施主体となっているものであり、FORSA Oruroを通じ、JICAは同課及び各保健医療施設並びに保健医療従事者に対し技術協力を行ってきた。「生活のための教育」では、住民が自ら活動計画を立案・保健活動を実施・評価を行わなければならないが、医療従事者の支援が必要であることから、保健活動への知識が不十分である医療従事者に対する能力強化が必要であるため、本要請に至った。住民が掲げる課題には、ボリビア国が抱えている課題が反映されることが多く、生活習慣病予防・母子保健向上・地域衛生改善等は、住民が最も掲げるテーマである。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚や各保健医療施設医療従事者とともに、以下の活動を行う。
1. オルロ県内のコミュニティを巡回し、各地域住民が決定したテーマに沿った活動を支援する。
2. 住民の保健に関する知識を向上させるため、地域住民に対し、啓発活動を行う。
3. 講習会や医療関係者が指導の際に利用できるような教材の作成を行う。
※教育施設における学校保健についての指導を行うこともあり、内容は多岐にわたる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室・机・椅子・配属先公用車
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: ヘルスプロモーション課課長 医師 50代女性 (経験年数10年、勤続年数5年)
プロジェクト責任者 教育学学士 30代女性 (勤続年数20年)
活動対象者:
保健センター医療従事者 50名(医師、看護師等)
地域住民プロジェクト参加者200名
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(保健師)
(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)保健医療 備考:専門性が求められるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験をもとにした助言が求められる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-5~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任地は標高3750mに位置する。看護師としての資格に保健師資格があるとなお良い。