2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31517B07)
募集終了

国名
コロンビア
職種コード 職種
D101 鉱業
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国立職業訓練庁

2)配属機関名(日本語)

国立職業訓練庁ボジャカ地域局鉱業センター

3)任地( ボジャカ県ソガモソ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

主に経済的に恵まれない家庭の子弟を対象とし、様々な分野の技術者育成を目的に設立された独立性を持つ機関。1957年にILO(国際労働機関)、コロンビア労働組合、カトリック教会が主体となり設立され、日本の国立高等専門学校に類似した教育機関。全国32県とボゴタ首都区に地域局を持ち、117のセンターで長期・短期の職業訓練コースを無償で提供している。年間約70万人の技術資格者を育成し、短期のコース受講者は300万人以上に及ぶ。ボランティアは、ボジャカ地域局が統括する4つの訓練センターのうち、鉱業センターに配属となる。年間予算は約4億1千万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属機関の基本事業は職業訓練であるが、2015年から研究開発活動も実施しており、全国の訓練センターで活発な研究開発活動が行われ始めている。鉱業センターにおいても、各種研究開発活動が開始され、本要請の炭鉱からの汚染水水浄化研究もこの研究開発活動の一環である。一般に、大企業による炭鉱開発では、発生する汚染水の浄化装置を設置することが可能だが、中小規模の炭鉱では、そこまでの資金力がないため、発生する汚染水は垂れ流し状態となっている。そこで配属先では、2016年から、自然界の浄化能力を検証するため、水生植物の水質浄化能力実験を始めたところである。しかしながら、やはり有効な水質浄化には物理的・科学的処理も必要であるとの考えから、環境対策先進国と認識されている日本のJICAボランティアに支援が求められた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.日本あるいは他国における炭鉱からの汚染水浄化方法(システム)を紹介する。
2.配属先の訓練炭鉱からの汚染水の浄化実験方法、装置を検討、提案する。
3.同僚や訓練生とともに浄化装置の製作と実験の実施を行う。
なお、汚染水の成分・特徴は、鉄・硫酸を含んだ硬水とのこと。浄化の目標としては、生活用水として再利用できるレベルとのこと。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

化学実験、物理実験に必要な様々な資機材あり。配属先には各種訓練センターがあり、必要に応じて資機材のオーダーメードも可能。

4)配属先同僚及び活動対象者

20歳代女性で微生物学専攻の開発研究主任。
この他、開発研究担当職員や各教官が必要に応じて活動に参加する。

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・炭鉱の汚染水処理の経験または研究・知見

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任地は、首都ボゴタとほぼ同じ標高2,600mです。