要請番号(JL31520A25)
募集終了
・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大統領府国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
コロンビア日系人協会
日系社会
3)任地( バジェ・デル・カウカ県カリ市 ) JICA事務所の所在地( ボゴタ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1952年に設立された同国唯一の日系人協会で、日系人の親睦および現地コロンビア人との融和を図るために、.日本語及び日本文化・日本武道の普及等を目的とした活動が実施されている。日本語学校の他、日系人クラブ、日本武道会(柔道・空手・合気道・剣道)が運営されている。海外協力隊としては、これまでに日本語教師、団体事務、生け花、柔道等で協力している。配属先の活動対象者には日系人が含まれているが、その多くは現地コロンビア人であり、コロンビア社会にも貢献しているため本要請は一般案件となった。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は日本文化の普及活動の一環としてカリ市の南部及び北部に道場を建設し空手や柔道などの指導を行っている。南部道場では指導者1名(5段)で柔道の指導を行っており、4歳から社会人まで約60名の生徒が通っている。北部道場では指導者1名(3段)で5~10名の生徒に柔道の指導を行っている。配属先の課題は、南北道場の指導方法が統一されていないこと、より多くの人に柔道を通じて日本文化を知ってもらうことである。そのため、生徒の技術指導、指導者の指導技術の向上を目指し、南北道場における一貫指導の確立を図るなど、柔道の普及振興への支援を行うため、隊員を要請した。なお、日系人協会が実施する日本文化紹介イベント等への支援が求められる可能性がある。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と共に以下の活動を実施する予定である。
1.北・南道場に通う生徒を対象に柔道の指導を支援する。
・柔道を通して、体を動かすことや鍛えることなど、柔道の楽しさを教える。
・生徒との時間や希望が合えば、成人に対しての技術的指導も行う。
2.道場の先生と共にコミュニケーションを取りながら、北・南の道場での指導方法の統一を支援する。
3.外部から来る大学生や柔道に関心のある人に対して、デモンストレーションや指導を行い、柔道の普及活動を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
道場2箇所:北道場 畳部分5枚×11枚 (10m×11m)、
南道場 床板部分 10m×11m、畳部分 畳68枚 (8m×17m)
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート:両道場の管理者、(60代日本人男性)
指導者北部道場:先生(70代男性、3段)
南部道場:先生(40代男性、5段)
生徒数:4~6歳(約20名)、7~12歳(約31名)、社会人(約16名) 全体の男女比は男性7割、女性3割程度。
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はスペイン語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:活動に必要であるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(20~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
コロンビア到着後の現地語学訓練は、約1カ月間、首都ボゴタ(標高2,640m)で実施予定。
任地カリ標高は1,018mである。
住居は基本的にホームステイとなる。