要請番号(JL31816B07)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国際協力庁
2)配属機関名(日本語)
水資源保護基金 (FONAG)
NGO
3)任地( ピチンチャ県キト市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、水資源保護を目的として2000年に設立された第3セクターNGOで、主にキト市への水源及び水質を確保するため、水源地の学校、コミュニティなどに対し、水資源保護のための環境教育や植林活動、水質調査、水資源保護に関するプロジェクトなど多様な活動を実施している。その資金は、キト市水道公社を始めとする公共機関の他、水を多用する私企業などから大半を得ており、公的資金同様に公的会計検査の対象となっている。環境関連専門技術者数約20名、常時関連分野大学生のインターンシップを受け入れている。年間予算約230万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
キト市内で必要な水は、ほとんどが市外の水源地から供給されており、その水質管理と水量の確保は日常的な課題である。その解決には、水源地の住民がその重要性を認識し、水資源保護のための長期的取り組みが必要である。配属先は様々な分野の専門家集団であり、環境教育については、コミュニティや学校に専門スタッフが2名以上のチームで訪問、実施し、後に評価・反省をフィードバックするなど、より効果的な活動実施に努めている。同配属先には、環境教育JV(平成24年度2次隊)を受け入れた経験があり、その際に同JVから知識を得た高倉式コンポストについては、巡回先学校等で実施を指導しており、地域にも根付きつつある。この経験から、配属先はJICAボランティアとの協働による環境教育活動内容の更なる改善、充実を期待しており、今回の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者と共に、水資源保護を目的とし、具体的には以下の観点から学校生徒・教員・保護者やコミュニティ住民に対する環境教育実施及び教材作成支援を行う。
1. 節水、ゴミのポイ捨て禁止について
2. 有機ゴミ減量のためのコンポストについて
3. ゴミの分別、3Rについて
4. 山火事防止(森林の大切さ)について
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先事務所内の机、椅子、PC(西語)、プリンター、その他事務用品(共用)
4)配属先同僚及び活動対象者
対話プログラムコーディネーター:女性、40代
C/P 環境教育チーム5名 30~40代 男性2名、女性3名(大卒、経験5年以上)
活動対象者:巡回先学校教師・児童生徒・域内の各コミュニティ代表者、住民など
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・活動内容関連知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(山岳高地乾燥気候) 気温:(10~25℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。