2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31816B09)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境省

2)配属機関名(日本語)

プルラウア地球植物保護区

3)任地( ピチンチャ県キト市カラカリ地区 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、その前身が1966年に創設され、1978年に現在の組織に改編された。キト市内中心部より約20Kmほど北部に位置する、標高1800~3400m、周囲約3,400ヘクタールのプルラウア(キチュア語で雨雲との意)火山のユニークな地理的環境とエコシステムとに関する学術研究と保護活動を進めるとともに、広く国内外の人々にその重要性を理解してもらうための環境教育活動、エコツーリズムなどを実施している。職員数15名(自然科学研究担当3名、エコ・ツーリズム担当5名、環境担当1名、文書管理担当1名、公園管理担当5名)、年間予算4,300米ドル(2016年度、職員給与を含まない)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先が管轄している保護区には、プルラウア火山成形時(2300~2600年前)にできたクレーターの中に2つの溶岩ドームがあり、霧深く多雨な気象条件の元に独自の動植物が生育しており、この環境が自然科学研究者や観光客を引き付けている。そのクレーターの中に約50名の住民が居住し、農牧業で生計を立てている。配属先が考えている主な環境教育対象者は、配属先関係者、クレーター内住民、観光客、保護区周辺地域住民及び学校児童生徒、教員、保護者等関係者であるが、背景の異なるそれら対象者に同一の教育内容を行ってもあまり響かない、効果がないことに頭を悩ませており、対象者の特性に見合った教育内容を共に考え、実施してくれる協力者を必要としている。従って、JICAボランティアとの協働による環境教育活動内容の改善、充実を期待して、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者と共に、以下の活動を行う。
1. 配属先関係者に対して、環境教育実施手法に関する指導助言を行う。
2. 保護区内住民、観光客、保護区周辺学校生徒・教員・保護者やコミュニティ住民に対し、保護区の環境保護の観点から、特に3R、自然環境や生物多様性保護の大切さについて、環境教育計画立案、実施、評価及び教材作成支援を行う。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先事務所内の机、椅子、PC(西語)、プリンター、その他事務用品(共用)

4)配属先同僚及び活動対象者

保護区管理担当:1名、男性、大卒、20代
カウンターパート(C/P) 環境担当:1名 男性、大卒、経験4年以上
C/P 施設管理担当:1名、男性、大卒、30代
活動対象者:配属先職員、保護区内住民、観光客、巡回先学校教師・児童生徒・域内の各コミュニティ代表者、住民など

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・活動内容関連知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(山岳高地乾燥気候) 気温:(5~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。