要請番号(JL31816B21)
募集終了
5代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
パスタサ、メラ、サンタ・クララ地区教育事務所
3)任地( パスタサ県プーヨ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 40.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国東部のアマゾン地域に位置するパスタサ、メラ、サンタ・クララ地区教育事務所はパスターサ県内を22の教育行政地区に分類し、適切で質の高い教育、教育機会の均等、アクセスの充実を図るなど、教育の実施と管理を行っている教育省の機関である。4部局8部門、約70名の職員で構成されており、ボランティアが配属される部局では、幼児教育から高等教育に亘り、適切で質の高い教育の提供をめざし、教育政策、事業計画の策定・実施に取り組んでいる。年間予算は約2800万米ドル。現在4代目JVが活動中(~2016年3月)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先へは2007年よりJVの派遣が開始され、巡回先の小学校での直接指導や教員への教授法指導、研修会等を実施し算数科の指導力向上に協力してきたものの、2013年より教育省は教育改革として教育事務所の組織の再編成、大幅な人事異動、学区の組み換え、学校の吸収合併や新設校を開設するなどの改革を進めた。現在活動中の4代目JVは本改革の渦中、管轄の学校を巡回し、児童生徒に対しての直接指導、教員に対しての模擬授業や研修会を継続的に実施し、教師間での意見交換の場としての研究授業を導入し、その効果が表れ始めている。そこでボランティアには、現在実施されている授業研究を定着させるとともに、他校へも本取り組みを紹介する。また教員に対して算数指導力向上、児童生徒に興味を持たせる分かり易い指導の方法の紹介といった、同地区内の算数教育のレベルの底上げを目指した支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
市内の管轄校を巡回し、各学校の教員に対して以下の活動を行う。
1.各学校を巡回し、算数授業を通して授業研究定着のための支援を行う。
2.各学校の教員と協働し児童生徒に対する算数の授業を実施する。
3.身近な材料を利用し、授業の効果を高める教具・教材の作成を支援する。
4.指導力向上のための研修会の企画・運営支援を行う。
5.公開授業、授業研究の紹介と導入のための支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務用品、機材一式(教室、ホワイトボード、算数教具など)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:指導主事男性 50代
活動対象者:同地区の小学校校長及び教員、児童 小学2~7年生(日本の1~6年生)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への助言・指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。