2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31816B25)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ロハ市役所

2)配属機関名(日本語)

ロハ市役所教育・文化・スポーツ局

3)任地( ロハ県ロハ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のあるロハ市は、当国南部の山岳地帯に位置するロハ県の県庁所在地である。ロハ市役所は市民の生活の質向上のため、様々な社会開発事業を実施しており、1996年より基礎教育分野への取り組みを開始した。社会全体が急速に変動している中で、青少年の学力や体力の向上、規範意識や社会性の涵養など、子どもをめぐる課題は多様化しており、こうした状況に的確に対応するため、同配属先は教育・文化・スポーツを通した青少年の健全な育成を図ることを目的に政策、計画の策定・実施に取り組んでいる。年間予算は約4,000米ドル。ロハ市役所において環境教育JVが活動中(~2017年3月)。KOICAの受け入れ実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ロハ市役所が管轄する8校の小中一貫校(1年~10年生)において、約70名の教員が勤務している。しかし算数科を教科専門とする教員がいないことから、算数指導における実践的なアドバイスや助言をする人材が不足している。現在は教員による一方的、画一的な知識伝達型の授業が行われており、学習の定着が図れていないことが課題とされている。教員自身も算数指導力の向上を望んではいるものの、どのように授業改善を行うべきか、またどのように授業を構成していくかといった知見が不足している。そこでボランティアには、生活や学習の基盤となる基礎的・基本的な知識・技能を子どもたちに定着させ、体系的に考える思考力を育成するような、子どもたちにとって魅力ある分かり易い指導法を紹介するとともに、模擬授業を実施し、算数授業の紹介を行い、指導力の向上に資する活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

市内の管轄校8校を巡回し、各学校の教員に対して以下の活動を行う。
1.各学校を巡回し、授業観察を実施し、教員の指導状況を把握する。
2.各学校の教員と協働し児童生徒に対する算数の授業を実施する。
3.身近な材料を利用し、授業の効果を高める教具・教材の作成を支援する。
4.模擬授業、授業研究の紹介と導入のための支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品、機材一式(教室、ホワイトボード、算数教具など)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:コーディネーター 男性 50代、女性40代
活動対象者:各小学校教員、児童 小学2~7年生(日本の1~6年生)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への助言・指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(山岳高地乾燥気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。