2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31816B26)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

グアヤキル福祉協会

2)配属機関名(日本語)

グアヤキル福祉協会付属小中一貫校
NGO

3)任地( グアヤス県グアヤキル市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1888年創立のグアヤキル福祉協会は、同国内で最も歴史のある非営利団体の一つである。保健医療、教育、高齢者福祉等の分野において貧困層を中心とするグアヤキル市民、布いてはエクアドル国民の生活の質向上のために各種サービスを提供している。教育分野においては、1903年に小学校を開校し、現在は就学前(日本の幼稚園)から高等学校に亘り、より多くの子ども達に包括的な教育の機会を提供するため、2校の小中一貫校(サンタルシア・デ・マリラック校、ホセ・ドミンゴ・デ・サンティステバン校)を運営している。同協会のリハビリ分野において、作業療法士が現在活動中(~2017年3月)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

活動先である2校の小中一貫校では、教員による一方的、画一的な知識伝達型の授業が行われており、学習の定着が図れていない。こうした授業形式により、子ども達の算数に対する苦手意識が高く、学習意欲が高まらないことが課題とされている。その背景には教員自身が工夫された教育を受けた経験がほとんどない事や、指導力を高める機会がないこと、どのように授業改善を行うかといったアイデアを持っていない。そこでボランティアには、模擬授業やワークショップなどを実施し、子ども達の理解が進む魅力ある授業や分かり易い指導の方法(板書の工夫や補助教材)を紹介することが求められている。また、教員同士の意見交換の場となる授業研究会を導入するなど、相互扶助による指導力の向上を目指した活動といった教員の指導力向上に資する活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

2校の小中一貫校を巡回し、各学校の教員に対して以下の活動を行う。
1.各学校を巡回し、授業観察を実施し、教員の指導状況を把握する。
2.各学校の教員と協働し児童生徒に対する算数の授業を実施する。
3.身近な材料を利用し、授業の効果を高める教具・教材の作成を支援する。
4.指導力向上のための模擬授業、ワークショップを行う。
5.公開授業、授業研究の紹介と導入のための支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品一式、PC、機材一式(教室、ホワイトボード、算数教具など)

4)配属先同僚及び活動対象者

サンタルシア・デ・マリラック校:算数科主任、男性40代、経験15年
教員52名、児童・生徒数 1060名
ホセドミンゴ・デ・サンティステバン校:算数科主任、男性20代、経験8年
教員数34名、 児童・生徒数907名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への助言・指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。