2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31816B27)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

イバラ・ピマンピロ・ウルクキ地区教育事務所

3)任地( インバブーラ県イバラ市 ) JICA事務所の所在地( キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

イバラ市は当国北部の山岳地帯に位置する都市で、インバブーラ県の県庁所在地である。配属先であるイバラ・ピマンピロ・ウルクキ地区教育事務所は、23の町村を管轄している教育省の機関である。同教育事務所では約50名の職員が在籍しており、財務、人事、法務といった部署から構成されている。ボランティアが配属される部局では、10名の職員が勤務しており、幼児教育から高等教育に亘り、適切で質の高い教育の提供をめざし、教育政策、事業計画の策定・実施に取り組んでいる。年間予算は4,000万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先のあるインバブーラ県の識字率は約97%と高い数値を示しているものの、先住民族や混血・白人・黒人といった異民族が共存しており、多文化共生に向けた教育が必要とされている。中でも指導が困難とされているのが「国語科」と「算数科」である。現在算数科においては教員からの一方的な解説に偏った授業が実施されており、基本的な知識・技能が定着せず、子どもたちの学ぶ意欲が低下する傾向にある。その背景には算数指導に関する専門家が不在であり、指導方法の工夫や改善といったことに困難を抱えている。そこでボランティアには配属先が選定する学校の教員に対して、教員とともに学習支援を強化するとともに、模擬授業や教材の紹介といった算数の指導力向上に資する活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

市内の小中一貫校(テオドロゴメス・デ・ラ・トレス校)の教員に対して以下の活動を行う。
1.授業観察を実施し、教員の指導状況を把握する。
2.教員と共に算数の授業を実施する。
3.教員に対して、算数の授業計画の作成に関する助言を行う。
4.教員に対して、身近な材料を利用した教具・教材の作成を支援する。
5.教員に対して、算数指導法の研修会や模擬授業(公開授業)を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務用品一式、PC、機材一式(教室、ホワイトボード、算数教具など)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:コーディネーター、男性50代 経験30年
小中一貫校同僚教員:男性30代 経験5年(児童・生徒数2274名、教員58名)

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員への助言・指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(山岳高地乾燥気候) 気温:(10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。