2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL31817B24)
募集終了

国名
エクアドル
職種コード 職種
G239 服飾
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

マナビ県庁

2)配属機関名(日本語)

マナビ県生産振興局

3)任地( マナビ県エル・カルメン市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マナビ県は22の市からなり、約19,000平方キロメートルの面積に海岸線350キローメートルを有する。人口は、137万人で、石油を除く主要輸出品(カカオ、コーヒー、バナナ、エビ)の生産地である。2016年4月、マナビ県の北部に隣接するエスメラルダス県の県境で発生した地震により、エル・カルメン市を含む県の北半分に大きな打撃を受けた。県都ポルトビエホ市では県庁建物が崩壊し、モンテクリスティ市の分庁に県庁機能が仮設されている。現在、震災から半年が経過し、県庁は中央省庁らからの支援を受けながら、社会サービスをはじめ、インフラ整備、物産振興などの復興に努めている。県の年間予算は、9,670万ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

エル・カルメン市の中でサンタ・マリア地区を含む、マンガ・デ・クラ(神父の袖)と呼ばれる地区は、マナビ県、サント・ドミンゴ県、グアヤス県に挟まれたまま、どこの県に含まれず、公共サービスや教育・保健制度など市民生活に様々な弊害が生じていた。そこでマナビ県は同地区の合併を念頭に、2008年から地域の実態調査を行い、住民との対話集会を重ねてきた。2015年9月、住民らはマナビ県(エル・カルメン市)に統合されことを選択した。マンガ・デ・クラ地区は、未だ町村役場は無く139の村落に16,000人が暮らしている。マナビ県は、2016年7月から、サンタ・マリア地区において、婦人グループ40名の服飾産業振興プロジェクトを実施しており、域内で消費される制服や運動着、また一般個人向けの衣類を生産・販売しているが、デザインや縫製技術、マーケティングに関する技術指導が必要として、ボランティアの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. マナビ県サンタ・マリア地区の服飾産業振興プロジェクトの婦人グループに対して縫製技術について指導する。
2. 上記グループに対して、服飾デザインについて指導する。
3. 上記グループと県庁担当スタッフに対して、製品のマーケティングに関する講習会を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

研修センター、縫製工場、オーバーロックミシン(4糸、職業用)、本縫いミシン(職業用)、アイロン、その他縫製用具一式

4)配属先同僚及び活動対象者

プロジェクト担当官:女性、40歳代、マナビ県人間開発局スタッフ、経験年数12年
婦人グループ(縫製チーム):女性、3名、30歳-40歳代
その他、講習会対象者:サンタ・マリア地区婦人グループ、約40名

5)活動使用言語

スペイン語

6)生活使用言語

スペイン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:現場指導が必要となる。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インターネット、水道、電気については、基本的サービスはある。しかし、停電等の問題もあり、常に良好な状態であるとは言えない。