要請番号(JL31820A05)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
経済社会参画省
2)配属機関名(日本語)
タポリ財団
NGO
3)任地( ピチンチャ県キト市 ) JICA事務所の所在地( ピチンチャ県キト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2004年発足。近隣地区の貧困層や障害者など弱者の状況にある人々が、社会の中で生活や人生を謳歌できるよう、健康面や教育面から支援している。障害のある人々が通い、障害や年齢に応じた療育や自立支援活動を受けている。授産施設(工作室、調理室)やリハビリ室、学童保育教室、医療診察室、歯科診察室もあり、地域の人達も利用している(低価格の有料診察)。年間予算は約US$260,000(2019年)。ベルギー(前身団体創設支援国)からの援助及び経済社会参画省からの補助金、財団の独自収益(通所者の利用料、診察収入、小物やパンなど通所者の作品販売による収益など)が主な財源。
【要請概要】
1)要請理由・背景
主な通所者は、自閉症(6~7歳)、ダウン症(14~33歳)、知的障害(3~25歳)、視覚聴覚障害(5歳)、視覚障害(10~14歳)、身体障害(7~26歳)。実年齢と発達年齢の二つの要素でクラス分けを行い対応している。毎日通所する人と週に数回通所する人がいる。3つのクラスを3名の作業療法士で対応している。知識や技術をブラシュアップしたい、新しい知識を得たいという意欲があるが、現状では難しく、ともに作業をするなかで学ぶためJICA海外協力隊が要請された。
曜日毎に総合科の医師や歯科医師、心理士、理学療法士、言語聴覚士、心理教育士も来所する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と話しあい、以下の活動をしながら日本の事例等を共有する。
1.利用者に対する適切な療法を共有する。
2.個々の利用者に適した作業療法評価および観察視点を共有する。
3.通所活動の一環として実施されている作業(現在作成されているもの:ろうそく、キーホルダー、クリスマス用カード、パンなど)に参加し、同作業の指導員に、作業療法の視点からアドバイスする。
4.ソーシャルワーカー等とともに(時には同僚の作業療法士とともに)通所者の家庭訪問等を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ、プリンター、プロジェクター、簡素な作業療法室(バルーン、マット、玩具など)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:作業療法士/男性・30代・作業療法士経験10年・本機関勤務4年/女性・20代・作業療法士経験2年・本機関勤務1年/男性・20代・作業療法士資格取得中・本機関勤務2年
活動対象:通所者 のべ50名/日。(午前約30名/午後個別リハビリ約20名)
5)活動使用言語
スペイン語
6)生活使用言語
スペイン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:活動内容上必須
[参考情報]:
・発達障害の実務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(地中海性気候) 気温:(7~23℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2021年度1次隊で派遣の場合は、本邦出発が7月末の場合のみ可能。
住居は着任当初はホームスティの予定