【配属機関概要】

3）任地（ カアサパ県サン・フアン・ネポムセノ市 ） JICA事務所の所在地（ アスンシオン市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 4.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

サン・フアン・ネポプムセノ市には、9つの地区、9つの周辺集落、72のコミュニティ(共同体)に人口約40,000人が居住しており、主な産業は、農業、牧畜業、その他に建築材料であるレンガ材の販売業等が中心となっている。配属先は、市役所が実施している持続的開発計画及び周辺地域整備計画等に基づき、女性グループの生活改善を目的に周辺地域で収穫できる農作物等の販売促進、市場拡大等に積極的に協力している。同地域は、JICA技術協力「カアサパ県・イタプア県におけるテリトリアルアプローチ実施体制強化のための農村開発プロジェクト(2012～2017)」の対象地域になっており、現在、JICA専門家が活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同市周辺地域で収穫される農作物や畜産物を効果的、効率的に販売するために地域の女性グループが中心となって開催している定期市(週2回)の開催及び定期市開催に合わせて収穫した野菜等を利用した簡易食堂施設、運営にも積極的に支援を行っている。しかしながら、収穫できた野菜、果物を家庭料理や学校給食等に十分に活かせるまでには至っていないのが現状である。その状況に鑑み、調理方法や栄養指導に関し小規模グループでの研修会等を検討しており、同分野に関し、特に専門性を有した方からの指導、アドバイスを得たいとして本要請に至った。また、月に2回、全体調整委員会(市役所、病院、教育機関、生産者、定期市提供者)を開催しており、市全体で住民の栄養改善を含めた健康管理、学校給食を通じての栄養指導等に関しても高い期待が寄せられている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.現在、開催されている定期市での簡易食堂の献立内容の改善等に支援を行う。
2.家庭で簡単にできる調理方法や栄養指導等を行う。
3.地域で収穫できる野菜等を利用した学校給食に関する支援を行う。
4.女性グループの生活改善を目指し、地域周辺で収穫される野菜、果物を加工、販売できる可能性等に関する支援を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

定期市を開催している場所の隣に調理場が設置されている。

4）配属先同僚及び活動対象者

支局の責任者(カウンターパート):女性、50代
その他の同僚:男性2名、女性2名 (20代～40代)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】